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ブックマーク / www.nikkeibp.co.jp (31)

  • 今、米国の金融業界で起きていること / SAFETY JAPAN [大前 研一氏] / 日経BP社

    第149回 今、米国の金融業界で起きていること 経営コンサルタント 大前 研一氏 2008年10月7日 米国の金融業界が大きく揺れている。今年(2008年)に入ってから、ベアー・スターンズ、ファニーメイ、フレディーマックと、瀬戸際に立たせられた金融機関が続いた。いずれも政府が表、裏、あるいは両面から手を貸すことでかろうじて延命することができた。 しかし米国証券大手リーマン・ブラザーズは9月15日に連邦破産法11条の適用を申請すると発表。当に破綻してしまった。負債総額は6130億ドル、日円でおよそ64兆円である。 今回のリーマン・ブラザーズ破綻にあたって買収に手を挙げたのは英バークレイズだったわけだが、リーマンがもう少し耐えることさえできれば名乗り出る会社はほかにもたくさん出てきたのではないかと思われる。そのためには政府が支えて延命させてあげる必要があったわけだが。 しかしポール

  • 内閣改造で見えた福田首相の「恐ろしさ」 / SAFETY JAPAN [大前 研一氏] / 日経BP社

    今年(2008年)8月1日、福田改造内閣がスタートした。既報の通り、閣僚17人のうち、留任したのは4人だけ。残る13人が代わった。まず大幅な改組と言っていいだろう。この改造内閣のメンバーを見て、わたしはこう思った。「ああ、福田首相はやっぱりこういう人だったのか」。これまでは「懸念」のレベルだったものが、はっきりとした証拠が出てきて「確信」に変わったのである。 以下、具体的に説明していこう。 福田改造内閣の特徴の一つは「小泉改革の否定」だ。小泉元首相がやろうとしていたことを全部否定してしまおうという、一種狂的な気迫のようなものすら感じる。それは例えば、郵政民営化反対議員であった野田聖子氏が消費者行政推進の特命担当大臣になっていることからも読み取れる。彼女は小泉改革の柱である郵政民営化に反対したために自民党から追放された、典型的な「アンチ小泉」だったからだ。 小泉改革・スモールガバメントの

  • スペースを開けよ! パスを回せ!“無礼講リーダー”の薦め - ワークスタイル - nikkei BPnet

    スペースを開けよ! パスを回せ!“無礼講リーダー”の薦め〜「身体感覚」から考えるリーダー論(2) およそリーダーたるもの、ビジョンが必要であることは言うまでもない。それを実現させるため、具体的なデザインを描き、プランを立て、部下に細かな指示を出せれば、“理想のリーダー”と呼ばれるかもしれない。 だが私は、あえてそこに異を唱えてみたい。ここまでできるリーダーが優秀であることは間違いないし、部下にとっては頼れる存在だろう。しかし、だからこそ問題がある。部下が熱くなれないからだ。前回の言葉を引用するなら、こういう関係が続く以上、部下はビジネスの“祝祭”に参加できないし、“ゲリラ”として一人前に成長することもできないのである。 誰でも“積極果敢スイッチ”を持っている 現実に、リーダーがそこまで面倒を見なければならない素地はある。 長く大学生と接してきた者として、私が最近思うのは、彼らには

  • 「あと1カ月」を「まだ1カ月」に変える〜前倒し仕事術 - 特集 - nikkei BPnet

    仕事の効率 上げる方法教えます 「あと1カ月」を「まだ1カ月」に変える〜前倒し仕事術 Q:仕事を前倒しで進めたいが、いつも後手に回り、締め切りに追われてしまう 住宅を販売しています。最近、やっと売れるようになってきたのですが、既存顧客とのやりとりや新規顧客の開拓など、やりたいことが山ほどあるため、すべてが後手後手に回ってしまいます。先日も徹夜で書類を作った揚げ句に、翌朝のお客様とのアポに遅刻してしまいました。(26歳、男性、営業職) A:「仮説の木」と「分解の木」を使いましょう 渡辺 健介氏 デルタスタジオ社長 1976年神奈川県生まれ。マッキンゼー・アンド・カンパニー東京オフィスに入社し、2005年にハーバード・ビジネススクールを卒業。米国のマッキンゼーへ移籍。その後、「自分で考え抜き、行動する力のある人々を育てたい」「子供や学生が己の才能と情熱を見つけるきっかけを提供

  • 仕事の効率 上げる方法教えます - 特集 - nikkei BPnet

    ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

  • 職場のコミュニケーション術「アサーション」 / SAFETY JAPAN [暮らしに潜むリスクを考える会] / 日経BP社

    第27回 職場のコミュニケーション術「アサーション」 ファイナンシャルプランナー 大塚 まさこ氏 2008年3月4日 一般に日人は家庭や学校でコミュニケーション教育が欠落したまま大人になることが多く、自分の意見を言えない人が多い。 現在、職場において、メンタル面でのトラブルを抱える人も多いようだが、もっと、自分の意見を上手に伝えることができれば、ストレスの多い職場環境を改善し、ひいては業務の効率アップにつなげられるのではないだろうか。 今回は、自分の考え、意見、要求、気持などを率直にその場の状況にあった適切な方法で述べるコミュニケーション術「アサーション」※を紹介したい。 ※assertion:直訳は主張、表明。心理学では自己の主張をやさしく論理的に行うこと。 最近のニュースから、具体例を挙げてみよう。先日テレビでヒラリー上院議員が「傷ついちゃうわね。わたしだってそんなに悪くな

  • 海外犯罪グループ、次の標的は非接触カードか / SAFETY JAPAN [松村 喜秀氏] / 日経BP社

    第17回 海外犯罪グループ、次の標的は非接触カードか 松村テクノロジー社長 松村喜秀氏 2008年2月15日 「モバイルスイカ」を不正使用した容疑者が先日、逮捕された。 「モバイルスイカ」は携帯電話の電子マネー機能。これを使って電車に乗ったり買い物したりできる。この男は他人のクレジットカード情報を盗み、偽名で入手した携帯電話からモバイルスイカのサイトにアクセスして会員登録し、人になりすまして不正にチャージを繰り返した。 新聞報道によると、20数回にわたって計13万円以上をチャージしたという。 実はモバイルスイカの不正利用は多発しており、被害総額は約1000万円程度に達するといわれている。 というのも、携帯を使ったモバイルスイカの会員登録では、クレジットカードの暗証番号を入力する必要性がなく、またカード情報の一部しかカード会社と照合されないため、なりすましが容易なのだ。 モバイ

  • 株暴落の真相――サブプライムではなかった / SAFETY JAPAN [大前 研一氏] / 日経BP社

    2008年1月、世界の株式市場が突然暴落した。日経平均も1万3000円を割り込み、米国ではFRB(米連邦準備理事会)が緊急利下げを実施した。 当節、こういうニュースを目にすると、すぐに「暴落の原因はサブプライムローン問題だ」と考える人も多いだろう。しかし、どうやらそうではないらしいということが分かってきた。当の理由は、たった一人のトレーダーの不正取引だったようだ。 詳しく経緯を説明しよう。 今回の暴落劇の舞台になったのは、フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラルだ。不正取引の容疑がかけられているのは、この銀行の元トレーダー、ジェローム・ケルビエル氏である。彼は2000年から勤務し、欧州の株価指数や先物などのデリバティブ取引にかかわっていた。 ケルビエル氏は2007年から2008年1月にかけて、不正取引をしたと見られている。その損害は49億ユーロ、日円にして約7600億円にも達する

  • スパイウエアは管理者権限がなくても忍び込む / SAFETY JAPAN [Windows XP プロの常識] / 日経BP社

  • IEやOEに記憶したパスワードは簡単に取り出せる / SAFETY JAPAN [Windows XP プロの常識] / 日経BP社

    第2回 IEやOEに記憶したパスワードは簡単に取り出せる ■その道のプロしか知らない,知らずにいるとあとで怖い思いをする「常識」を紹介する集中連載の第2回。 ■今回は,Internet ExplorerやOutlook Expressに保存しているパスワードを簡単に取り出されないようにする方法を紹介する。 中田 敦(日経Windowsプロ) 2005年11月09日 認証が必要なWebサイトにアクセスする場合,Internet Explorer(IE)ならユーザーが入力したIDとパスワードを記憶させられる。次回そのサイトに行くと,パスワードをIEが自動的に入力する機能だ。この機能は「オート・コンプリート」と呼ばれており,たくさんのパスワードを自分で覚えておかなくて済むので非常に便利な機能である。利用している人も多いだろう。 これらの記憶させたパスワードは,当然ながらパソコンの中に

  • 「しかる親」は子どもを傷付けている(1) / SAFETY JAPAN [特集] / 日経BP社

    怒りたくないのについつい子どもに対してガミガミとしかりつけてしまう。そんな経験は親なら誰でも持っているはずだ。もちろん必要なときにはしかるべきだが、「しかることがしつけ」だと勘違いしている親もいるのではないだろうか。 23年間、公立小学校の教師として子どもたちに接してきた親野智可等(おやの・ちから)さんは「親がしかりすぎると、子どもは自信を失い、親の愛情への疑いが芽生えてくる。親が思う以上に子どもを傷付けている」と警告する。 親野さんは今年5月に『「叱らない」しつけ』(PHP研究所)というを上梓した。しからずに子どもを伸ばし、楽しく子育てをするための心構えと方法を説いている。親野さんに聞いた。 「しかる」ことと「しつけ」は違う このごろ、電車や街中で子どもが傍若無人な振る舞いをしているのに、人の迷惑どこ吹く風と「しからない親」が増えている。こうした無責任な親も問題だが、責任感や