コーヒーが好きだ。 子供のころ、お母さんがコーヒーを飲んでいるのをみて『ひとくちちょうだい』といって『まだあかめちゃんには早いよ』と言われながらもひとくち飲んでみて、というか正確にはおそるおそるひとなめしてみて、『にがっ何このまずいのみものこんなのみものなんで大人はおいしそうに飲むんだろう自分は絶対大人になってもこの味がわかるわけない、こんなものおいしくない、絶対わかってやるもんか』という、やや大人に対抗意識燃やし気味な反応をしていたわたしも、いつの間にか立派なコーヒー中毒になっていました。正しく大人になれている。 この際コーヒーと頭痛の友好関係についてはひとまず置いておくとして、コーヒーは非常においしい。コーヒーはブラックが好きだ。たまにミルクだけ入れることもある。けれど砂糖は入れない。コーヒーは目が覚めるような気がする。コーヒーはなんとなくおしゃれになれるアイテムだ。コーヒーは砂糖を入