人生で初めて観たブラジル映画のレビューです。 ヒューマンドラマでありながら、ブラジルという国の多様性と自然の雄大さを伝える映像にも圧倒される作品でした。 かなりネタバレしてます。 あらすじ 極悪ではないが善良でもない主人公 踏んだり蹴ったりの旅 共同作業 旅の終わりとドーラの成長 映像作品として おわりに あらすじ リオデジャネイロで暮らす中年女性ドーラは、字の書けない人々のために手紙を書く代書屋。 毎日セントラル・ステーションに出向き、恋人や家族への手紙の代筆料金を取るものの、書いた手紙は出さずに切手代をせしめていた。 そんなある日、ドーラに元夫への手紙を頼んだ女性が目の前で交通事故に巻き込まれる。 亡くなった彼女の幼い息子を、見かねて家に連れて行くドーラ。 自身で養うことはできないため、養子縁組の斡旋業者に引き渡すが、間もなく業者が臓器売買の取引人だと気づく。 極悪ではないが善良でもな