一般にプログラマーはコードを書いている時間より読んでいる時間の方が長いと言われており、わかりやすい命名は可読性や保守性の観点から非常に重要です。 この記事ではGoogleやAirbnbといった企業が採用しているスタイルガイドや、世界中で使われているJavaScriptライブラリであるReactとVue.jsのコードを調査する中で見つけた、わかりやすい命名をするためのテクニックを初級編と上級編の2回に分けて紹介します。 前回の初級編では、わかりにくい命名をした場合の問題点や、JavaScriptで共通認識となっているルール、すぐに使える命名テクニックを紹介しました。 上級編の今回は初級編で紹介したものでは表現しきれない、より複雑な処理を行いたいときに役立つ表現を集めました。 命名テクニック上級編 1. 有効 / 無効 の状態の表現 オブジェクトやステータスが有効か無効かを表現する単語です。
![定番のコード規約とライブラリから学ぶJavaScriptの命名テクニック(上級編) - ICS MEDIA](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/297f746318c789705c8f7d1e56760d1eb67a07f7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fics.media%2Fentry%2F220929%2Fimages%2Feyecatch.jpg)