ラストです。 大坂城。 小松を救い出した信之。 「姫。私は戦場に戻ってやらねばならぬことがある。ここから先は一人で行ってくれ」 「嫌でございます。やっと二人きりになれたのに」 「戻れ小松。ここから先、私以外の命は守れない!」 「小松は勇猛果敢な姫。護衛などいりません」 「そなたが傷つくこと、私がたまらぬのだ、小松」 「理由は何であれ、女の子を泣かしちゃいけないよ、お兄さん」 「理由は何であれ、本気で頭を下げる男をないがしろにはできないな」 シャネル斬り そして同じ頃。 勇士たちの死闘。 そして 「やっぱり俺が一番最初に死ぬのかぁ!」 「♪遠き山に日は落ちて~」 「赤い服で良かった。汚れが目立たないもんなぁ…」 「いってぇ!なんだよ!俺にもう一発撃たせてくれんのか?」 「くっそぉお、デビューしたかったなぁ…」 「幸村…つつじだ。赤いつつじが、たくさん咲いたね…」 「…小助!あとは頼む…ぞ」