ライフタイムバリュー(LTV)にこだわりすぎるアプリはつまらなくなる――。GMOインターネットでスマートフォンアプリのUI/UX改善を手がける稲守貴久氏は、とかく大事と言われがちなLTVにとらわれる必要がないと語る。8月25日に開かれた、「ヒットアプリはこうして生まれる!」と銘打ったイベントでの一幕だ。 KPIは“小さく作って素早く育てる”ために欠かせない 同グループがリリースしているアプリは「Gゲー」ブランドの各種ゲーム、フリマアプリ「kiteco」からカメラアプリ「GirlsCamera」など幅広い。稲守氏は着実にヒットを生む秘訣は、サービスKPIの改善方法にあると語った。 同社の基本的な考えは「リーン・スタートアップ」。いわゆる不確実性に対して、まめに対応していく姿勢である。一生懸命作った大作アプリが失敗しました!ではなく、小さく作って素早く育てよう!という方針だ。 稲守氏はFace