「日銀が利下げを含めた金融緩和を検討」との速報が流れて きた。財政政策と金融政策の双方によってのみ景気対策は実効 性があるとかねてより訴えてきたが、政府は手をこまねいてい るばかりで財政政策の出動のみで金融政策は日銀まかせで置き 去りという状態に危機感を募らせていたのが、ようやく重い腰 を上げたということか。 政府は財政政策としての定額減税を現金やクーポンなどの配布 による「給付金方式」にする方向で調整とのこと。「減税」で は所得が低いために所得税を払ってない人には恩恵がないので こうなることは想定されていた。そもそも減税よりも広く薄く 国民に恩恵を与えるということでは社会保障費の定額減額でも いいと僕自身は考えていた。加えて企業の社会保障負担の定額 減額は中小零細企業にとってはきわめて大きなインパクトとな る。 その意味で財政政策をマクロ的に考えれば、社会保障費の定額 減額が企業にも個人
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