2日(日本時間3日)のコスタリカ戦でゴールを決めた日本代表FW柿谷曜一朗(24)=C大阪=は、2009年6月から11年シーズン終了まで、当時J2の徳島ヴォルティスに在籍した。C大阪で遅刻を繰り返すなど未熟だった天才少年は、徳島での2年半で“大人”のゴールハンターに成長した。兄貴分として柿谷をサポートした徳島MF浜田武(31)が当時を振り返り、エールを送った。 「ありがとう。ホンマに感謝してるわあ」 いつもと様子が違う返信に、浜田は思わず噴き出してしまった。 「アイツが『感謝』なんて使えるんやと思って、びっくりしました」 W杯代表メンバーが発表された5月12日。浜田はLINEで「おめでとう」と柿谷に伝えた。しばらくして返ってきた神妙な言葉には、天才と呼ばれる男の安堵(あんど)と喜びがにじみ出ていた。 09年6月。柿谷は徳島に期限付き移籍してきた。C大阪で遅刻を繰り返し、クルピ監督(
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