アパートなどの大家から思いがけない退去通知が届く人が相次いでいる。高度経済成長期を中心に建設された集合住宅が老朽化し、耐震性などの面から取り壊しが必要になっているのだ。立ち退きを迫られた人たち、中でも一人暮らしの高齢者の中には、転居先を探しても、連帯保証人がいないなどの理由から、契約を断られ続ける人もいる。公営住宅への入居も高い倍率に阻まれる。10年後には、4軒に1軒が築40年以上になるとされる賃貸住宅。今後、急増することが危惧される、立ち退きによる漂流の実態をリポートする。
![思いがけない退去通知 あなたも住宅を追われる!? - NHK クローズアップ現代 全記録](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5dbbe48f25ba69f4594529e08f7a80c7ade4d3ee/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nhk.or.jp%2Fgendai%2Farticles%2F4095%2Fimages%2F20180201_01.jpg%3F1673938177)
今、メーカーも気づかぬうちに下請け企業が部品の材料や仕様を変えてしまう「サイレントチェンジ」と呼ばれる問題が浮き彫りになっている。『独立行政法人・製品評価技術基盤機構』によると、プロジェクターの電源コードが突然発火するなど、ここ数年、サイレントチェンジが原因とみられる事故が多発。事故の多くが製造後、数年経ってから起きているため“静かな時限爆弾”とも呼ばれている。サイレントチェンジはなぜ起きるのか、知られざる実態に迫る。
身近な乗り物、自転車。 走行中に突然壊れ、乗っていた人が大けがをする事故が増えています。 男性 「気づいたら顔中血だらけ。」 男性 「まさかボキッと、ぐにゃっと曲がってしまうってことは予想してなかったです。」 車輪はもげ。 フレームは真っ二つに。 こんな、思いもかけない事故がなぜ増えているのか。 今日(19日)は、製品としての自転車の安全性を考えます。 近田 「まずは、こちらからご覧ください。」 上條 「走行中に突然壊れるという事故があった実際の自転車です。 前輪と後輪をつなぐフレームの部分が真っ二つに折れています。」 近田 「毎日、自転車乗ってらっしゃるっていう方もいらっしゃるでしょうから、想像するだけ怖いですよね。」 上條 「壊れるとは思いませんもんね。 実は、自転車の製品としての安全基準を定めた法律というのは、日本にはないということを皆さんご存じでしょうか。 民間の団体が作っ
The TV series TOMORROW documented the lessons and wisdom gained through enduring the March 2011 disaster. Covering the fields of disaster prevention, environmental well-being, psychological care, and new technology, we shared our findings with the world.The program transcripts are available as reading materials in Stories of Recovery. It’s nearly five years since the accidents at the Tokyo Electri
阿部 「女性の働き方についてです。 現在、多くの企業が出産後に職場復帰した女性社員を支援する制度を導入しています。 育児休暇や短時間勤務などをいち早く導入してきたのが、大手化粧品メーカーの資生堂でした。」 和久田 「ところが資生堂は去年(2014年)4月、こうした制度について大きな方針転換を打ち出しました。 子育て中の女性社員にも平等なシフトやノルマを与えるものです。 その内容に、世間では“資生堂ショック”ともいわれています。」 阿部 「資生堂の働き方改革のねらいは何か、取材しました。」 全国のデパートやスーパーなどに入っている、資生堂の化粧品売り場です。 一番のかき入れ時は、仕事帰りの客などでにぎわう午後5時以降と、土曜日と日曜日。 その売り場を任されているのが、全国に1万人いる「美容部員」と呼ばれる女性社員です。 1人あたりの営業ノルマは1日18人以上を接客すること。 資生堂では、より
文筆家 伊東ひとみ ちょうど一週間前の6月25日、お笑いトリオ・森三中の大島美幸さんと、夫で構成作家の鈴木おさむさんが、第一子を「笑う福」と書いて「えふ」と名づけたと公表して話題を呼びました。「笑う門には福来たる」から「笑」と「福」の2つの漢字をとったそうですが、この2文字を見て大方の人が思い浮かべるのは、「しょうふく」という読み方でしょう。それを、あえて「えふ」という珍しい読み方にしたことに驚いた人が多かったようです。しかし近年では、芸能人に限らず、こうしたとてもユニークな名前を子供につける親が増えています。 現在、インターネット上で検索すると、「まりなる」、「あげは」、「しゅがあ」、「ぴゅあ」など、見たこともない珍しい名前が出てきます。本当にこういう名前の子供が実在するのか、その真偽のほどは定かではありません。しかし、実際に役所に届けられた名前が掲載されている自治体の広報誌を見てみると
山岳・水中カメラマン日記 自然をこよなく愛するNHKカメラマンの取材記です。執筆メンバーは、NHKが誇る山岳班・潜水班の面々です。 NHK甲府放送局、山岳カメラマンの米山悟です。 車で山奥の景勝地や登山口に向かうとき、なんでこんな山奥に人が住んでいるのだろう、と思う事はありませんか?買い物に不便、通学に不便、大雪や台風で孤立、と良い事が全然無い。現代都市部の暮らししか知らない大多数の人から見れば、そんな風に思えるはずです。実際若い人は出て行ってしまい、住んでいるのはだいたい昭和も戦前生まれまでのお年寄りばかりです。 山梨県早川町茂倉(もぐら)の集落 中学の頃から山登りを続けてきた私が、山梨県に住んで3年たち、いま一番惹かれているのは、山越えして山間集落へ下りるという山歩きです。車を使わず、駅やバスの終点から山まで足で歩き、山越えをして山向こうの集落へ下り、さらに町まで歩きます。マイカーが
今月、埼玉県のJR川越駅で、白い杖をついて歩いていた盲学校の女子生徒が足を蹴られてけがをしたことについて、警察は知的障害のある40代の男性から話を聞いています。 警察は複数の目撃情報などから生徒を蹴ったとみていますが、刑事責任を問えるかどうかは分からないとしています。 9月8日の朝、埼玉県立の盲学校に通う全盲の女子生徒が登校途中、JR川越駅の改札を出て点字ブロックの上を白い杖をついて歩いていたところ、突然、足を蹴られてけがをしました。 これについて警察は、県内に住む知的障害のある40代の男性から話を聞いています。 警察は複数の目撃情報や防犯カメラの映像などから、女子生徒を蹴ったとみていますが、男性は聞き取りに対して受け答えをするのが難しいということで、警察は刑事責任を問えるかどうかはわからないとしています。
シリーズ「プロジェクト2030」。 高齢化、単身化がいっそう深刻になる西暦2030年。その時、社会を支えることになる若者の今を見つめて、希望ある社会にするためにはどうすればよいかを考えています。 今回のテーマは「大学中退」についてです。大学などの中退者を支援している東京のNPOの分析では、今、全国の大学生の8人に1人が中退しているとみられ、中にはいわゆるニートになる若者も少なくないということです。 こうしたなか、「大学中退を食い止めよう」という動きが始まっています。 東京の私立大学の4年生、貴志健太さんは1年生の時に大学中退の寸前まで思い詰めました。貴志さんは高校時代は大学に進学することは考えていませんでしたが、卒業後、やりたいことが無かったため、学校の推薦制度で大学に進学することを決めました。 貴志さんは「大学で何かやりたいことが見つかればいいかなくらいな。すごいふわっとしたもの
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