[SIGGRAPH 2015]「今までよりも酔いにくい仮想現実対応HMD」をNVIDIAが開発中。2枚の液晶パネルを使ったサンドイッチ構造がポイント 編集部:小西利明 北米時間2015年8月10日,NVIDIAは,スタンフォード大学と共同開発している仮想現実(以下,VR)対応ヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)をSIGGRAPH 2015の展示会場で披露すると,同社公式Blogにおいて予告した。2枚の透過型液晶パネルでスペーサーを挟んだ,サンドイッチのような構造が特徴で,これにより,既存のVR HMDよりも没入感がある表示と,VR酔いの少ない快適さを実現できるという。 NVIDIAとスタンフォード大学が共同開発したVR HMDの構造図。2枚の液晶パネル「Liquid crystal display」が「Spacer」を挟んだ構造になっているのが分かる 公式Blogによれば,1枚のディ
[E3 2015]西川善司の3DGE:網膜投射型デバイスを採用するHoloLens,試して分かったMR対応型HMDのすごさと課題 ライター:西川善司 Microsoftブース E3 2015のMicrosoftブースでは,来場者がWindows 10搭載の複合現実(Mixed Reality,以下 MR)型ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」を装着して,コンテンツを楽しめる機会が用意されていた。 筆者もそれを体験してきたので,今回はそのレポートを行いつつ,HoloLensの正体について,少し突っ込んで考察してみたい。 それに先だって1つ,紹介がてらお断りしておくと,Microsoftは,今回のE3でHoloLensをを「MRデバイス」と表現していたため,冒頭でも書いたとおり,本稿はそれに倣うことにする。 MRというのは,「現実世界の視界に対してCGを合成した映像表現手段」なので,
[GDC 2015]「SteamVR」とは何か? ValveがそのVRレンダリング技術を語る 編集部:aueki 北米時間2015年3月4日,米サンフランシスコで開催されたGame Developers Conference 2015(以下,GDC 2015)において,「Advanced VR Rendering」(上級VRレンダリング)と題する講演をValveが実施した。 Alex Vlachos氏(Graphics Programmer, Valve) この講演は,Valveの仮想現実(以下,VR)対応システム「SteamVR」で使われている基礎技術などを解説するものだ。講演者であるAlex Vlachos(アレックス・ブラコス)氏が「2時間分の内容だけど1時間でやる」やると宣言し,実際に多くの内容をハイペースで解説した濃い講演だったが,今回はそのなかから注目点をピックアップし,概要を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く