海上自衛官の男性が昨年、沖縄本島内で18歳未満の女性に性的暴行を加えていたことが発覚したのを受け、抗議集会が3日、県庁前で開かれました。「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」(具志堅隆松共同代表)が呼びかけ、緊急の集会にもかかわらず65人が参加し「自衛隊も米軍も沖縄に基地はいらない」と訴えました。 地元メディアの報道によると、性的暴行をしたのは海上自衛隊第5航空群司令部第5整備補給隊に所属する海士長(22)。昨年6~7月、少女にみだらな行為をした上に、わいせつな動画を撮影し、児童ポルノを作製したとされています。 海士長は昨年9月に、県青少年保護育成条例違反と児童買春・ポルノ禁止法違反で宜野湾署に2度逮捕され、同司令部は今年10月30日付で停職4カ月の処分にしたといいます。 具志堅さんは、日本政府が米兵の女性暴行事件を隠蔽(いんぺい)したことにふれ、今回も1年以上、公表されなかったことを強調。県警