写真●KASHIWA REYSOL ――柏レイソルU-18にとって、2012年にクラブユースの頂点に立ったことは一つの転機になったと思います。 下平隆宏 かなり前からポゼッションサッカーというスタイルを確立していて、なかなか結果が出せない中で、クラブユースのタイトルを獲得できたことは大きな意味があったと思います。これまで積み上げてきたものが間違っていなかったと、選手たちも感じたことでしょう。 下平隆宏 まず大会に参加できたこと自体すごく光栄でしたし、また大きな経験を得ることができました。予選リーグの突破を目標に掲げて、それを達成できたことは大きかったですね。 ――具体的にはどのような経験を得られたのでしょうか? 下平隆宏 この大会では、自分たちのポゼッションスタイルがブラジルのチームにどこまで通用するか、というのが一つの課題でした。その点、自分たちのサッカーを貫けたと思いますし、しっかりボ