元ドイツ代表が来れば、現役セルビア代表も現れ、かつてJリーグで活躍した選手の帰還もあったこの戦線。すっかり感覚が麻痺しているが、実はちょっと異常なのではないだろうか。 7月18日に開いたJリーグ夏の移籍市場は8月15日に閉じた。『J論』ではこの夏の補強に注目し、それぞれの論者に持論を展開してもらった。まずは”下から目線”。残留を争う当事者となっている甲府の取材を続けている大島和人が、残留争いを補強の視点で考える。元ドイツ代表が来れば、現役セルビア代表も現れ、かつてJリーグで活躍した選手の帰還もあったこの戦線。すっかり感覚が麻痺しているが、実はちょっと異常なのではないだろうか。 ▼ボトムズ、その旺盛な補強欲 『負けたくない勝ちたくない』 J1の下位クラブが繰り広げた夏の大補強を見て、20年前にまったくヒットせず世に埋もれたくま井ゆう子さんのラブソングを思い出した。TBS系列のドラマ『ママじゃ