2004年に創設したチーバスUSA。人気の面でも成績の面でも振るわないまま、短い歴史の幕を閉じることとなった。 (C) Getty Images 画像を見る かつてガンバ大阪に在籍した元日本代表のSB加地亮が現在プレーする、米国MLS(メジャーリーグサッカー)のチーバスUSAが10月27日、かねてからの噂通り、財政難を理由に解散を発表。メキシコの強豪クラブ、CDグアダラハラのオーナーが所有クラブの知名度をアメリカで高めるのも目的でつくった設立したクラブだったが、“支店”は店じまいを余儀なくされた。 加地の今後の去就は非常に気になるところだが、所属選手はいわゆる「分配ドラフト」でMLSの他クラブに移籍することになっており、また週刊サッカーダイジェスト11月11日号でのインタビューでは、チーバスがどうなってもアメリカで勝負したいと語っていることもあり、今後もこの国で挑戦を続けていくのだろう。