[3.12 J3第1節 F東23 0-2 富山 夢の島] プロとして初めて立った公式戦のピッチ。FC東京U-23の一員として、J3リーグ開幕戦のスタメンに名を連ねたGK波多野豪は「責任感がすごい増した。ホームだったし、絶対に勝ってやろうという気持ちで入った」と闘志を燃やして試合を迎えた。 前半3分にMF佐々木陽次に放たれたファーストシュートをきっちり正面で受けた波多野は、197センチの長身を生かしてハイボールでも強さを見せるなどゴールを守り抜こうとする。しかし、同39分にセットプレーからDF代健司にゴールを許すと、後半25分にはクロスの流れからMF衛藤裕に追加点を奪われてしまった。 ともにヘディングから決められたゴールに、反省が口を突く。U-23チームは即席となるため、戦術を浸透させることは難しく、「ユースの選手は守り方にも慣れていない部分がある」。しかし、できることはあると強調する。「前