なにもかもが未曾有の事態だった2020年。Jでは史上空前の勢いで川崎フロンターレが駆け抜け、ACLに出場した3チームは苦い結末を迎えた。ピッチ上ではさまざまな変化があったが、変わらないこともあった。新たな星が日々生まれ、偉大なディエゴは逝ってしまった。サッカージャーナリストの大住良之、後藤健生の2人が、あらためて激動の1年を振り返る。 ―他のチームはどうでしょうか? J2から昇格した大分トリニータと横浜FCは見ていて楽しくて、昇格チームがこれだけ活躍したのは珍しいと思ったのですが? 大住「大分と横浜FCは全然違うというか……。大分はJ2でやっていたサッカーをそのままやって、それでこれだけできることを証明した。順位は11位で、勝ち点を43も取っているから、これは大したもんだと思うよね。ほとんどが代表にかかるような選手ではないけれど、でも鍛え方や戦い方で、これだけできるんだという事を示したと思
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