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ブックマーク / xtech.nikkei.com (170)

  • 身軽で柔らかいITへ

    ユーザー企業にとってクラウドコンピューティングは、自社の情報システムが身軽になる、そしてIT部門が“ラク”をする手段となる。自社で運用するシステムとクラウド上のシステムが柔軟に連携できるようになることで、経営環境やニーズの変化に応じてシステムが素早く組み変わる。そんな新しい基幹系システムの姿も見えてくる。 「1994年当時のインターネットに似ている」。マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOは、クラウドコンピューティングの現状をこう分析する。94年はヤフーとネットスケープ・コミュニケーションズが創業した年だ。インターネット自体の普及は今ひとつ。しかし両社のようにインターネットの可能性を信じた企業が、相次いで登場していた時期だ。 当時、企業はインターネットをどう見ていたか。企業が仕事に利用するなど、まして企業間のビジネスインフラに利用するなど、冗談でしかなかった。対して、現在のインターネッ

    身軽で柔らかいITへ
  • [クラウド フォーラム]「“クラウドのエコシステム”の中に自らを位置づけよ」,日本IBMの岩野執行役員

    [クラウド フォーラム]「“クラウドのエコシステム”の中に自らを位置づけよ」,日IBMの岩野執行役員 2009年2月24日,東京都内で開催中の「クラウド・コンピューティング フォーラム」において,日IBM 未来価値創造事業 執行役員の岩野和生氏(写真)が登壇し,ビジネスを成功させるクラウド環境をいかに実現するかを指南した。 岩野氏はまず,現在のコンピューティング環境の課題について説明した。「デジタル・データは18カ月で2倍というスピードで膨張し続けている。2007年には世界のデータ量は281エクサバイトだったものが,2011年には1800エクサバイトに達すると予想されている」(同氏)。一方で,企業を超えたビジネス協業がますます増え,組織を乗り越えれられるITインフラが求められている。「今後,ITガバナンスとサービスのマネジメントが最も重要な課題になる」と岩野氏は明言する。 クラウド・コ

    [クラウド フォーラム]「“クラウドのエコシステム”の中に自らを位置づけよ」,日本IBMの岩野執行役員
  • [クラウド フォーラム]「本業回帰」と「プロセス変革」、ユーザー企業が明かすクラウドの本質

    クラウドコンピューティングは企業情報システムを、そしてIT部門をどう変えるか――。2009年2月24日の「クラウド・コンピューティング フォーラム」最後のプログラムでは、大手企業2社の情報システム担当者が経営とITの立場からクラウドの意義をパネル討論形式で語った(写真1)。 登壇したのはジェィティービー(JTB)の野々垣典男IT企画部長(写真2)とローソンの横溝陽一 常務執行役員 CIO ITステーション ディレクター(写真3)。モデレータは日経コンピュータ編集部長の桔梗原富夫が務めた。 JTBは2015年をメドにした長期のIT戦略を推進中。その一環として、旅行の予約・販売を担う基幹システムを、この4月にメインフレームからオープンシステムへ移行する。ローソンもマーケティングや情報共有の改革を目指した次期基幹システム「ローソン3.0」を構築中だ。 両社ともクラウドの活用を次期IT戦略の有力手

    [クラウド フォーラム]「本業回帰」と「プロセス変革」、ユーザー企業が明かすクラウドの本質
  • [クラウド フォーラム]「アジアでも早期にEC2を」、米アマゾンのエバンジェリストが明言

    米アマゾン・ドット・コムの技術エバンジェリストであるシモーネ・ブルノッツィ氏は2009年2月24日、東京都内で開催中の「クラウド・コンピューティング フォーラム」で講演した(写真)。ブルノッツィ氏は同社のクラウド・コンピューティング・サービス「EC2」などを、日を含めたアジア地域でも早期に直接提供する意向を明らかにした。同社の社員自身がEC2などのアジア展開を言及したのは初めて。 「摩擦ゼロのコンピューティング基盤」と題した講演での発言。ブルノッツィ氏はEC2をはじめとするAmazon Web Services(AWS)について、「アジアでの拡大も考えている。もう少しすれば具体的な地域展開を発表できるだろう」と述べた。 アジア地域にAWS用のデータセンターを建設してサービスの応答性を高めたり、日語のサービスメニューを用意したりするとみられる。現在もアジアからAWSを利用することはできる

    [クラウド フォーラム]「アジアでも早期にEC2を」、米アマゾンのエバンジェリストが明言
  • 第3回 「本質的な解決ができない(上)」

    遠藤 紘一 リコー 取締役副社長執行役員CSO兼全社構造改革担当 私は小集団活動でよくテーマにされる「2S(整理・整頓)」や「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」活動が嫌いである。確かに作業現場をきれいな状態に保つことは大事なことだ。しかし現場リーダーには、ただ単に掃除を徹底すればそれでよしと考えてほしくない。汚れがついたり、ゴミが出ないような仕組みを考えることに知恵を使ってほしい。 処置と解決は異なる 今回は、現場改革において「質的な解決」とはどういうことかについてお話したい。 私は、現場リーダーに「『処置』と『解決』を取り違えるな」という話を、折に触れてしている。 まず例え話をしよう。家の中でお年寄りがつまずいてケガをした時に、手当てをして包帯をまいたりするのが「処置」。家をバリアフリーの構造にしたり、目が悪い人にもつまづきやすい場所が分かるようにしたり、そもそもつまづくような個

    第3回 「本質的な解決ができない(上)」
  • Google,Webサイトをソーシャル化する「Friend Connect」をベータ公開

    Googleは米国時間2008年12月4日,通常のWebサイトにソーシャル機能を追加できるサービス「Friend Connect」のベータ公開を発表した。プログラミングの知識がなくても,コード・スニペットを組み込むだけで,ユーザー登録,コメント投稿,レビューといった機能をWebサイトに実装することが可能になる。 Friend Connectによって,Webサイトのオーナーは自身のサイトに新規ユーザーを招待してユーザー同士が交流できる環境を作成できる。ユーザーはGoogleをはじめYahoo!,AOLなどのサービスで登録しているアカウントや,OpenID対応アカウントを使って複数のWebサイトにログインできる。プロフィールを新たに作成しなくても,すでに登録しているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のプロフィール情報を利用することが可能。 Googleは08年5月にFriend

    Google,Webサイトをソーシャル化する「Friend Connect」をベータ公開
  • クラウド,台頭!

    クラウド・コンピューティングとは,巨大なインターネット上に生まれた,新しい“エコシステム”である。インフラ,プラットフォーム,アプリケーションのすべてが,ネットワークの向こう側(=雲)にサービスとして存在するため,ハードウエア/ソフトウエア製品を組み合わせて作る情報システムを不要にする。ホストやC/S,Webシステムを代替する,IT史上最大の変革である。それは,開発/運用プロセスの見直しを迫り,ITベンダーの勢力図を一変させる。 Part1●世代交代の波が来た 構想から25年でついに実現 爆発する規模の経済 業界の盟主も動く Part2●USニュースの裏を読む クラウドは企業市場へ Part3●クラウド時代のシステム&ネットワーク 「郵便局10万人」を支えるクラウド アーキテクチャの複雑さが増す 下請け脱却の契機になる インフラ武器に通信事業者も参入 無料でWebアプリを公開できる Par

    クラウド,台頭!
  • 第60回 「CMS」は魔法のツールではない,達成目的を明確にせよ:ITpro

    あまたあるコンテンツを容易に発信したい,運用側にいる誰もが欲しがるこの機能。その旗印のように語られるCMS(コンテンツマネージメントシステム)。私は,CMSの導入に際しては,四つの意識すべき領域があるように思っています。即ち,コンテンツ設計領域,ページ制作領域,サイト運用領域,そして戦略領域。今回は,そのCMSについて,所感を書かせていただきます。 11月26日にCMS Conference 2008が開催されます。ベンダーと識者が現状と音を語ります。CMS情報は生ものです。新鮮な情報でご自分の目と耳でご判断ください。 CMSって何? 「CMS」と聞いて,多くの方が頭に浮かべるのは,「ページ制作」にかかわる手間隙の軽減だと思われます。雛形となるテンプレートに,データベース的なものからデータを流し込めば,デザイナに制作を依頼しなくても,見栄えの良いページが自動的に制作できる。デザインの勉強

    第60回 「CMS」は魔法のツールではない,達成目的を明確にせよ:ITpro
  • グーグルの企業向けクラウドが日本で本格化、NTTやNECは焦らなくてよいのか

    グーグルのGmail有償版をJTBが全面導入するそうだ。このニュースは、日郵政グループがSalesforceを導入したのと同じ意味を持つだろう。つまり日のユーザー企業の心理的バリアが外れ、多くの企業が導入の検討を始めるってこと。実際、私の知る限りでも導入に動く大手企業はいくつかある。クラウド・コンピューティングへ向けて歯車がまた一つ回り始めた。 言うまでもないことだが、Gmail有償版というのは電子メールだけの話ではない。メールに加えて、スケジュール管理や文書作成・共有ツール、IP電話、企業内ポータルなどを提供する。無償のGmailを使っている人なら、その一端に触れているので分かると思うが、これはメッセージング・システムであり、コラボレーション・システム、もっとベタに言えばグループウエアである。 ただ白状すれば、グーグルが今春、日で富士ソフトと組んで販売を始めた時には、私は「はたして

    グーグルの企業向けクラウドが日本で本格化、NTTやNECは焦らなくてよいのか
  • 日本は世界一コミュニティ活動が盛んな国?

    IT勉強会カレンダーをご存じだろうか。IT関連のコミュニティなどが開催するイベントや勉強会を集めたGoogleカレンダーだが,一覧して驚くのは,ほぼ毎日数十件の勉強会やイベントが開催されていることだ。「日ほどひんぱんに勉強会が開かれている国は他にないのではないか」,Linuxカーネル読書会を主催するミラクルリナックス シニアエキスパート 吉岡弘隆氏は言う。 コミュニティのイベントが急増,企業も コミュニティのイベントや勉強会は以前から開かれているが「このところ急増しているように思える」というのは,PHPユーザ会やLL(Lightweight Language)イベント,日UNIXユーザ会などで10年近くコミュニティのスタッフを務めてきた小山哲志氏だ。IT勉強会カレンダーが開設されたのは2008年の4月からだが,イベントの情報が可視化され,共有化されることでコミュニティの活動が急速に活性

    日本は世界一コミュニティ活動が盛んな国?
  • 企業情報システムでも始まる“クモからクモへの移行”

    クラウド・コンピューティングって当たり前に普及する。クモ(Web=クモの糸)時代からクモ(雲)時代への移行はもう間違いない。だが、依然として「単なるマーケティング・ワードだ」と強く主張する人も多い。もちろんその側面もなきにしもあらずだが、決して“バズ・ワード”ではない。クラウド・コンピューティングと言われるとドン引きするユーザー企業の人も、観点を変えると即座に賛同してくれるしね。 どういうふうに観点を変えるのかと言うと、ITインフラの観点から考えてみる。自社でコンピュータ・ルームを維持したくないユーザー企業は、ITベンダーのデータセンターを利用する。中には「サーバー機器も持ちたくないや」と考えるユーザー企業もある。これに対応したのがホスティング・サービスなどである。 そして今、多くのユーザー企業にとって悩ましいのは、ミドルウエアまで含めたITインフラをどうやって構築・管理していくかである。

    企業情報システムでも始まる“クモからクモへの移行”
  • 立ち上がるクラウドビジネス

    ユーザー企業がさまざまなITリソースをインターネット経由で活用するクラウドコンピューティング。「クライアント/サーバー型システムの登場に匹敵するほどのインパクトをもたらす」という見方が多い。迫りつつある変化の波をチャンスにすべく多くのソリューションプロバイダが、“クラウドビジネス ”に取り組み始めた。 クラウドコンピューティングのサービスといえば、当初はSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)だけだった。だが、ここにきて、「PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)」や「HaaS(ハードウエア・アズ・ア・サービス)」といった新たなサービスが登場している。 クラウドコンピューティングは、サーバーのリソースや業務アプリケーションのすべてを、インターネット経由で提供するサービス形態のこと。ユーザー企業は、Webブラウザを搭載した端末さえ用意すれば、システムを所有する必要はない。ソリュー

    立ち上がるクラウドビジネス
  • ブログ同士で“SNS”が作れる,Googleが「Social Graph API」サービス公開:ITpro

    Googleは2008年2月1日,Web上のリンクから交友関係を抽出するWebサービスAPI「Social Graph API」を公開した。ブログやプロフィール・ページのURLなどを入力すると,Googleが収集した,そのサイトを友人としてリンクしている友人のサイトを出力する。このサービスを使うことで,SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイトを利用しなくともブログ同士でSNSのような機能を実現することが可能になる。 交友情報は,サイトに埋め込んだXHTML Friends Network(XFN),Friend of a Friend(FOAF)と呼ばれるフォーマットから抽出する。XNFでは,例えば <a href="http://bradfitz.com" rel="friend" >Brad</a> のように,リンクに「friend」など,どのような関係かを示す情報を埋

    ブログ同士で“SNS”が作れる,Googleが「Social Graph API」サービス公開:ITpro
  • Webアーキテクチャ設計術 --- ITpro

    Webシステムを設計するアーキテクトが検討すべきポイントを連載でお届けします。まず,「HTTPの仕組み」を説明した後,「可用性」「パフォーマンス」「セキュリティ」「運用性」の4点を取り上げます。この4点を,ソフトウエアの品質について定めた国際規格「ISO/IEC 9126-1」に基づいてマッピングすると,図1のようになります。網掛け部分が連載のターゲットです。

    Webアーキテクチャ設計術 --- ITpro
  • 「答えのない世界」を生き抜く鉄則:ITpro

    「答えを教えて欲しい、そうすればうまくやってのけるのに」。進んでいる他国や他社から熱心に学ぶ姿勢は、かつて日人の長所であったが、現在は短所になっている。「答えのない世界」に今、我々はいるからだ。ではどうすべきか。それを考える一助として、大前研一氏が2006年10月25日に「『答えのない世界』を生き抜く鉄則」と題して行った講演の内容を紹介する。これは、日経コンピュータ創刊25周年記念セミナー「ITがもたらすビジネス・イノベーション」における基調講演であった。講演時期から8カ月あまりが経過しているものの、講演に込められたメッセージは不変・普遍である。(写真:栗原 克己) おはようございます。日経コンピュータ創刊25周年、誠におめでとうございます。25周年ということですから、この25年間に起こった世界の色々な出来事を私なりに考えてみます。いかにこの世の中の変化が激しいか、また変化の勢いがいかに

    「答えのない世界」を生き抜く鉄則:ITpro
  • フェムトセルの“料金体系”を考えてみた:ITpro

    今,携帯電話サービスで話題の一つとなっているのが「フェムトセル」(femto cell)だ。これは,携帯電話の基地局を小型化し,ブロードバンド回線に接続できるようにしたシステムである。例えば,電波の入りにくい地下や屋内にフェムトセルのAP(access point:基地局)を設置し,簡単にエリアを補うことが可能となる。ソフトバンク・グループが実験局免許を取得して実験を始めた(参考記事)ほか,NTTドコモもフェムトセルのAPを開発したと発表(参考記事)している。 現状の制度上では,このフェムトセルのAPをユーザーが勝手に設置できない。実用化には法制度の変更が必要となる。それでも,「フェムトセルはワイヤレス・ブロードバンドの世界を大きく変革する可能性を持った,まったく新しい技術」と期待する声は多い(参考記事)。 筆者はこのシステムのビジネス・モデルに興味がある。というのも,どの携帯電話事業者も

    フェムトセルの“料金体系”を考えてみた:ITpro
  • 黒葛原 寛のWebマネジメント講座---目次

    10年以上前から継続してソニーグループ全体のサイト群のサイト・マネジメント業務に携わっている黒葛原氏が,業務の概要やノウハウをご紹介します。 第1回 10年古い経済活動を、いまだに行っていませんか? 第2回 体(たい)は心を表す 社内体制 第3回 発信する情報にも、受信する情報にも責任ある対処を 第4回 3次元的プライベートメディアのアーキテクチャーを考える 第5回 顧客行動の分析と理解、把握そしてフィードバック 第6回 いざという時どうするか、、、。緊急時対応の考え方 第7回 ウェブと技術の関係、どのように考えるか?<顧客満足度は、サイトの包括的技術力に相関する。> 第8回 企業サイトのコンテンツ企画<オリジナルコンテンツの重要性> 第9回 サイトにとって重要なコンテンツ分類<多様なコンテンツをどう整理して構成するか> 第10回 顧客対応の重要性<コミュニケーションポータルとしてのウェブ

    黒葛原 寛のWebマネジメント講座---目次
    kobaken0809
    kobaken0809 2007/07/06
    ソニーの黒葛原さんが執筆された記事
  • 「Microsoft ProjectとExcelからユーザーを解放したい」---オープンソースのプロジェクト管理ツール,サイオスが無償公開:ITpro

    「スタンドアロンのMicrosoft ProjectやExcelプロジェクトを管理している現状から,ユーザーを解放したい」(サイオス 代表取締役社長 喜多伸夫氏)---サイオスは7月4日,オープンソースのプロジェクト管理ツール「Project Keeper」を発表した。同日ベータ版を公開,2007年8月中に正式版を公開する。正式公開後もProject Keeper自体は無償で,サイオスは有償サポートを提供する。 「現在,プロジェクト管理ソフトウエア市場はMicrosoftのスタンドアロン製品のシェアが50%を超えている。一方,サーバーに情報を集約できる大規模向けツールは非常に高価で,2分化している」(サイオス グループマネージャー宮崎哲明氏)。同社では内部統制の強化の流れにともない,情報をサーバーで一元管理するツールの受容が増加すると見ており,Project Keeperは「簡単に使え,

    「Microsoft ProjectとExcelからユーザーを解放したい」---オープンソースのプロジェクト管理ツール,サイオスが無償公開:ITpro
  • 第9回 インターネット・ビジネスの落とし穴

    「インターネット・ビジネスをやるべきか否か。やるとすれば,どのようにすべきか」。さまざまなシナリオが企画担当者の頭の中で交錯する。ユーザー企業4社の実例を基に,この問いに対する回答を出すまでの過程を紹介する。基は,インターネットを使って業にどう貢献できるかを考え抜くことだ。業を軽視すると,思わぬ落とし穴が待っている。 記事は日経コンピュータの連載をほぼそのまま再掲したものです。初出から数年が経過しており現在とは状況が異なりますが、この記事で焦点を当てたITマネジメントの質は今でも変わりません。 インターネット・ビジネスが話題になっている。新聞を開くと,「この波に乗り損ねると企業の存続にかかわる」という論調の記事が毎日のように載る。勢いに押されたのか,かなりの経営者がインターネットを使って自社の業務プロセスを改革しようと考え始めたようだ。経営者が取り組みだしたこと自体は非常に良いこ

    第9回 インターネット・ビジネスの落とし穴
  • 社内外のWebサービスAPIを組み合わせる,日本オラクルの“マッシュアップ”ソフト:ITpro

    オラクルは6月18日,企業向けの“マッシュアップ”ソフト「Oracle WebCenter」を発表した。このソフトを使えば,社内外のアプリケーションやサービスを組み合わせたユーザー・インタフェースが容易に作成できるという。どのような機能が備わるかを解説しよう。 Oracle WebCenterの最もベーシックな機能は,インターネット上で一般に公開されているWebサービスAPIと,Webサービス化した社内システムを組み合わせる(マッシュアップ)というものである。基的には,WebサービスAPIをWebページの「Portlet(ポータル画面を構成するユーザー・インタフェース部品)」に連携させる。Portletは一つのWebページに複数配置でき,APIを介して連携しているので,それら複数のPortletを連動させられる。WebサービスのインタフェースはSOAPとRESTを,WebページはPo

    社内外のWebサービスAPIを組み合わせる,日本オラクルの“マッシュアップ”ソフト:ITpro