今回は、(肯定的、否定的…)評価を表す構文について説明しよう。評価を表す構文などと言うと、難しそうに聞こえるかもしれないが、根拠を示す議論や意見交換はそれなしでは済まない。 マルチタスクの能力は、現代では宗教のように崇められる。渋滞に巻き込まれて、仕事のメールに返信しながら、付属のオーディオブックの音量を調整する。片手でコンロ上の夕食をかき混ぜ、片手で子供の宿題を直し、目の隅でテレビのお気に入りのトークショーを見る。 メカニズムとしての言語は、マルチタスクの原則にも沿っている!1つのフレーズで、外的状況を説明するだけでなく、評価(好き/嫌い)を表現し、しかも、もし相手と意見が違った場合には、相手を説得することもできる(つまり、「私は正しいが、君はそうじゃない」という意味を込められる)。 例として、«Говорю тебе, Ванечка стал выше!»(いいかい、ワーニャは背が伸
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