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短編小説に関するkoenohonのブックマーク (6)

  • 声を届ける - mogumogumo.jp

    Piece of Candy 140字小説集《Piece of Candy》 音声化のために書いた作品集。音声小説コンテンツWritoneを始め、TwitterやYouTubeなどに投稿可。ぜひボイスブックでお楽しみください。 ボイスブック ボイスアクター:大原みゆ 声を届ける 「君の声はどこに居ても聞こえるんだから。」 いつかそう笑われたよね。 でも違う。今は聞こえるだけじゃダメ。 届けなきゃ。君の背中を押せるような声じゃなきゃ。 応援席駆け下りて、手すりから身を乗り出す。 残り時間は僅か、君にボールが渡る。 息を飲みそうになるのを堪え叫ぶ。「行け!」 音声化に関して 音声化の際に許可は不要ですが、投稿の際に必ずご連絡ください。Twitterへの投稿の際には作品名/著者名(モグ)・アカウント(@mogu0924)の3点を明記しツイートしてください。 “Piece of Candy”目次へ

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    koenohon
    koenohon 2022/01/06
    ボイスアクターは大原みゆさん。
  • 茄子を積む - mogumogumo.jp

    短編小説集《ショートストーリーズ》“雨の日には” 作品情報 ジャンル:日常(ジャンルの分け方が分からず) あらすじ すのではない、積むのだ。茄子こそが格闘家に最適だ。__ ボイスブック この作品はボイスアクター・ようじろうにより音声化されています。 この時期、茄子こそが格闘家に最適だと、佐々木修一は知っている。すのではない、積むのだ。茄子こそが格闘家に最適だ。 佐々木は総合格闘家である。佐々木は格闘技の合間に日雇い現場へと現れる。いや、日雇いの合間に道場へと現れるのか。ともかく佐々木修一は日雇い現場で得た給料にて生活を繋ぐ。 そんな“日雇い佐々木”にも拘りがある。例えば、今のこの時期ならば仕事は茄子に限るのだ。片道12km、ロードバイクを走らせ現場へと向かう。到着後、入念にストレッチ。即座に動ける身体を作り、その時を待つ。トラックが現れる。10tトラック3台が日の佐々木に与えられたミ

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  • 《Writone》夜桜 / モグ / 烏森柘榴 - koe-no-hon

    作品情報 作品紹介 Writoneより、自作品をレビュー。 作品情報 夜桜 ボイスブック:ショートストーリーズ ライター:モグ アクター:烏森柘榴 再生時間:6分50秒 作品紹介 2003年に書いた曲《夜桜》を音声小説コンテンツWritoneが始まった時に短編小説としてリメイクした作品。烏森さんをはじめ、これまで6人のアクターによって音声化された僕の代表作のひとつ。 今回ご紹介のアクター・烏森さんはWritone創成期を代表するアクターでありながら、その朗読を聴けばわかるその圧倒的な表現力とは裏腹に、なかなか前へと出てこないスタイルなので…僕としてはもっともっとスポットライトを浴びるべきアクターだと思うのです。 ただ、前に出てこなくとも、Writone創成期に活動したライター、アクター、リスナーは皆、烏森さんの凄さを感じてリスペクトしています。というか烏森さんの朗読を聴けば、烏森さんのボイ

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  • ナミダのワケ - mogumogumo.jp

    短編小説集《ショートストーリーズ》“ナミダのワケ” 作品情報 ジャンル:青春 コラボ:明里好奇×モグ Writoneライターコラボ企画作品 あらすじ 教室に逃げ込んだ明里、彼女を迎えに来たのは親友の一美だった__ ボイスブック この作品はボイスアクター・文月水咲咲により音声化されています。音声化当時、リアル女子高生だった文月水咲が表現する“女子高生の物語”を聴きながらお楽しみください。 逃げ出してきた。飛び込んだ誰もいない教室、勢いよく締めすぎたドアは跳ね返り、少し開いて止まった。私はその場にへたり込む。 下駄箱で見てしまったのは、私の知らない女の子と手を繋ぐ佐山君の姿。どうして手を繋いでいるの?佐山君、どうしてそんな…優しい顔をしているの? 「誰?」と不安そうに聞いた女の子。私の事を「友達」と答えた佐山君。何も言えなかった。黙って背を向けて、そして私は逃げ出してきた。 教室のドアが開き、

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  • 所謂、一つの所信表明 - mogumogumo.jp

    短編小説集《ショートストーリーズ》“所謂、一つの所信表明” 作品情報 ジャンル:ヒューマンドラマ あらすじ 日雇い現場で出会った佐々木という男と俺は仕事あがりに牛丼屋へ立ち寄る__ ボイスブック この作品はアクター・日野あらしにより音声化されています。ぜひボイスブックを聴きながらお楽しみください。 目の前に座るこの人は大盛りの牛丼をべながら話し続けている。この人の名前は佐々木だったと思う。今朝、この人はそう確か名乗った気がする。歳は多分、俺より10くらい上だろう。体格は良いのだがイマイチ今日のような力仕事には似合わない雰囲気で、それこそサラリーマンと言われたほうがしっくりくる。そんな雰囲気のこの人が、なぜ今日みたいな力仕事の現場にいたのか不思議だ。 「えっと佐々木さん…あ、えっと、すみません名前、佐々木さんでよかったすよね?」 「そう佐々木。人呼んで“日雇い佐々木”、改めてヨロシク」 「

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  • 病床にて - mogumogumo.jp

    短編小説集《ショートストーリーズ》“病床にて” 作品情報 ジャンル:ヒューマンドラマ あらすじ インフルエンザに苦しむ男は病床にて考える__ ボイスブック この作品はアクター・こうまてーるにより音声化されています。ぜひボイスブックを聴きながらお楽しみください。 「なんだかなぁ…。」 高熱に侵され、身体中を痛みが走る。目を開ける事さえ出来ない僕は布団にくるまったまま、そう呟いた。 例えばテレビドラマで観た高杉晋作は、病に侵される姿も格好良く映った。「それはドラマだからだ」と言われたならそれまでなのだが、比べて自分ときたら格好良さなど微塵もない、それはそれは哀れな姿だと思えてしまい。そりゃ呟きたくもなるわけだ。 今流行りのインフルエンザA型だと診断を受けたのは一昨日の事。病院の待合室には自分と似た表情の、そう限界を迎えた表情の患者達が座っていた。そういえばあの高校生は、一際限界を迎えていたあの

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