日比谷公会堂(東京都千代田区)で一九六〇年十月に刺殺された浅沼稲次郎(いねじろう)社会党委員長(当時)の像を刻んだレリーフが、公会堂三階ロビーの掲示板の裏に隠されたまま、眠っている。七一年に設置された直後に何度か壊され、さらなるトラブルを避けて人目につかないように覆われたらしい。事件から五十五年を経て「言論は暴力に屈さない」姿勢を伝えようと、再公開を求める声が出ている。 野間宏、平塚らいてう、吉野源三郎、市川房枝、松本清張、淡谷のり子。「浅沼稲次郎記念碑設立会」の資料によると、発起人には多くの作家や運動家らが名を連ねた。文化人、社会党、労組から約六百五十万円を集め、彫刻家の岩野勇三氏がレリーフを制作したほか、記録映画も作られた。 七一年十月、浅沼の妻、享子さんらが出席し除幕式が開かれた。当初は誰でも見ることができたが、右翼からの抗議が相次ぎ、十一月には何者かの手で二度にわたり破壊された。
朝日新聞は4月、衆参両院の憲法審査会に加わる9党で憲法議論をとりまとめる責任者や、政策担当者に対し、党の憲法についてのスタンスや見解をインタビューした。 自民党 船田元・憲法改正推進本部長 我が党の党是は、戦後、連合国軍によって与えられた現行憲法を日本人の手によって作りかえることだ。今の憲法が今日までの日本を形づくり、定着してきたという事実はある。一方、冷戦の終結や中国の台頭など国内外の状況は大きく変わってきた。時代の要請に合わせた憲法にしていくことが必要だ。 9条は改正し、自衛権を明記すべきだ。独立国家が平和を保ち、国民の安全を確保するために軍隊を持つことは世界では常識だ。自衛隊の名称は「国防軍」あるいは「自衛軍」にすべきだ。 改正手続きを定めた96条も改正したい。今は衆参両院のどちらかで3分の1以上が改正発議に反対したら、国民投票に進めない。改正のハードルが高く、国民が主権を行使する機
パリ2024 能登半島地震 速報 朝刊 記事一覧 紙面ビューアー 夕刊 記事一覧 紙面ビューアー 連載 ランキング その他 コメントプラス ニュースの要点 特集 動画・音声・写真 土曜別刷り「be」 記者イベント 天気 数独 12星座占い サイトマップ 検索 ヘルプ Q&A(よくある質問) 総合ガイド お申し込み ログイン マイページ 有料会員紙面ビューアーコース登録済み 無料会員(クーポン適用中)紙面ビューアーコース登録済み 無料会員紙面ビューアーコース登録済み 朝日ID会員 紙面ビューアーコース お客様サポート(個人設定) お客様サポート(個人設定) お客様サポート(個人設定) メール設定 スクラップブック MYキーワード 会員特典・プレゼント 提携プレミアムサービス ログアウト
尾崎行雄と相馬雪香の信念・人物像、尾崎財団や関連団体の活動を主に綴っています。ときどき政経雑感、子育てなども。 『民主政治読本』は、日本国憲法が施行された1947年に書かれ、尾崎自ら「魂の書」と呼んだ本です。 「憲政の神」「議会の父」と呼ばれた尾崎行雄が、いわば「憲法と民主主義のテキスト」として書いた本書の内容は、とても挑発的です。最終章の「漢字亡国論」はもとより、随所に見られる日本の歴史・文化への批判、そして何より、国民・有権者に対する批判と苦言の数々は、多くの読者を不快にさせ、憤りさえ覚えさせるかもしれません。 私自身、尾崎の主張がすべて正しいとも、すべて現代にあてはまるとも思っていません。しかし、そうした批判的検討も含め、今でこそ再考すべき点が一つでもあるとすれば、それを大いに議論し、生かすべきだと思っています。 本書『民主政治読本』復刻版は、尾崎が序章「この本を書く私のこころ」でも
5月3日の憲法記念日を前に、自民党がまた凄いものを発表しました。安倍首相が指示して作ったという憲法改正を考える漫画です。 政府筋によると、漫画制作は首相が指示したという。船田元本部長は「憲法はGHQの影響下で作られたという歴史的事実を踏まえるべきだ。勇気を持って改正したい」と述べた。 出典:自民が憲法改正漫画 若者ターゲット(西日本新聞2015年04月28日) 筆者も早速読んでみましたが、衝突する人権同士を調整する原理であるはずの「公共の福祉」をなぜか「公益」と言い換えていたりして、歴史的事実以前に、日本国憲法を踏まえていないんじゃないかと疑問になる内容です。ストーリーは、GHQが短期間で作って日本に押しつけた翻訳調の憲法だし、もう時代遅れだ、というようなものです。以下、気になった点をいくつか検討します。 なお、漫画の現物はこちらで入手可能です。 憲法はインターネットに対応してない?漫画の
世田谷一家殺害事件を「知らなかった」高校生に驚きとむなしさ 発生から23年、遺族「忘れられるくらいの時間たった」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く