在アルジェリア邦人拘束事件対策本部会議で、遺体7人を日揮社員と確認したと説明する安倍晋三首相(左から2人目)=21日午後10時56分、首相官邸、遠藤真梨撮影 アルジェリア南東部イナメナスの天然ガス関連施設で起きた人質事件をめぐり、城内実外務政務官が21日朝(日本時間21日夕)、事件現場近くの病院を訪問して遺体を確認し、安否不明だった日揮の日本人社員7人と確認した。安倍晋三首相が21日夜に首相官邸で開いた政府の対策本部で明らかにした。首相は「引き続き3人の行方不明者の安否確認に全力を尽くす」と語った。 安倍政権は無事だった日本人7人の帰国のため、22日にも政府専用機を飛ばす方針だ。小野寺五典防衛相は21日、岸田文雄外相の派遣要請を受けて自衛隊に政府専用機による邦人輸送を命令した。同日中に札幌から羽田に移動し、22日夜にも首都アルジェに向けて出発する予定。付き添いとして鈴木俊一外務副大臣を