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ブックマーク / ta26.hatenablog.com (13)

  • 日本のメディアはどうなってしまうのか - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■日のメディアの現状 元電通で、その後サイバーコミュニケーションのCEOもつとめた、長澤秀行氏編著の『メディアの苦悩 28人の証言』*1を興味深く読んだ。内容も面白いが、このの帯に書かれたコピーもふるっている。 『もう、メディアは何をやってもダメなのか?』 だが、これは少々言い過ぎだ。先行き不透明な環境下で苦闘するのはどのメディアでも同じだが、少なくとも現時点での相対的な勝ち組はいる。たとえば・・ Yahoo!
ジャパン ニコニコ動画 日経新聞 朝日新聞 テレビ ネットメディアでは、Yahoo!ジャパンが徹底した『品質管理』による信頼感を訴求することによって、ニュースメディアとして非常に大きなプレゼンスを誇っているし、つい最近、ニコニコ超会議3を大盛況のうちに終えた、ドワンゴのニコニコ動画もその存在感は揺るぎなく見える。その他にも、ニュースアグリゲーションサービスに分類される、『Gun

    koizuka
    koizuka 2014/06/07
  • ゲリラ戦法をドワンゴの川上会長から学ぶ意味 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■残念な日企業 先日、日IT/電気企業の現状を肌で感じてみようと思い、CEATEC(IT&エレクトロニクス産業の日最大の展示会 )に出かけてみた。だが、ある程度予想していたことだが、大半は昨年とほとんど変わらないコンセプトに、多少新しげなしつらいをかぶせただけのもので、正直興ざめしてしまった。結局、Google、アップル、Amazonを中心としたメガ・プラットフォーマー(昨今では米国IT御三家と呼ぶ人もいる)が市場を席巻しつつある構図をまさに身を以て感じることになってしまった。 ■隆盛なGoogle その米国IT御三家、中でも今や筆頭とも言うべきGoogleの勢いたるやものすごい。最近では自動運転車の実現にかける意気込みが熱気と共に伝わってくる。わずか4年後には市場投入するとの宣言も出ているようだ。Googleはアップルと共にスマホのOSをほぼ制圧し、日の電機メーカーの製品を次々

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  • 『「ネットの自由」VS.著作権』の重要な論点 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■福井健策弁護士の新著 骨董通り法律事務所の代表パートナー、福井健策弁護士の新著が出た、というので買って読んでみた。福井氏の著作はこれで(共著を入れて)5冊目ということになるのだろうか。以前の著作も、大変難しい問題についてポイントを整理して丁寧な説明がなされていて、とてもためになったとの印象があったのだが、今回の『「ネットの自由」VS.著作権』*1も、奇怪といっていいほど捩じれて、難しくなってしまった著作権関連の問題を俯瞰し、理解できるよう、実にわかりやすくまとめてある。法律関係者だけではなく、インーターネットサービス、コンテンツ制作等に従事する人・興味がある人は、是非読んでおくべきだし、一般のビジネスマンにとっても目から鱗が剥がれる思いをすることは請け合える。 ■TPPの理解がきっかけ? それにしても、あらためて、この著作権という領域はインターネット時代をある意味で象徴する存在であること

  • 第一級の『希望論』/オタクを理解できるかどうかが鍵? - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■東日大震災から一年 先週は東日大震災から一年が経過したということで、様々な特別番組が組まれ、討論からエッセイに至るまで数多くの記事が出てきた。私も自分なりにこの一年を振り返り、識者だけではなく、一般の人たちの声も拾って見た。一番の目的は、ズバリ、『日に希望はあるのか?』という問いを立ててそれを検証して見ることである。震災直後は、古今未曾有の災害だったにもかかわらず皆冷静で、パニックに陥る事も無く、お互いに助け合う日人の姿に素直に感動した。これを機会に何かが変わるに違いないと感じたものだった。だが、一年経った今はどうだろう。あれほどの事件が起きて尚、以前と変わらない『日常』が再び、悲惨も感動もすべてを飲み込みつつあるのではないか。もちろん、以前とまったく同じではあり得ない。何かが根的に変わったことは間違いないと思うのだが、『そうではない、何も変わらない』という、奇妙な、すべてをな

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    koizuka 2012/03/19
  • ソーシャル・メディアは日本社会/経済の救世主になれるだろうか - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■震災後のソーシャル・メディア NECビッグローブの調査によれば震災前には一日平均約1,800万件あったTwitterにおける一日のツイート数は、震災当日に約3,300万件まで急増した後も、平均約2,200万件を超えていて、震災前の平均値の1.8倍にまで増加しているという。しかも、その増加数以上に非常に興味深いのは、ツイートの中味の方で、震災前はエンターテインメントが全体の60%(内アニメ関連が26%!)だったのが、震災後は地震や交通等が80%にも登り、ドラスティックな変化が起きていることがわかる。 巷間言われているように、Twitterに加えて、USTREAMやニコニコ動画等の中継等、情報収集ツールの多様化が一気に進んだ実態を裏付けるデータだ。またTwitterは不安定な電話回線に代わる情報交換ツールとして利用されただけでなく、被災地内での有用情報の交換等のコミュニティ的な利用も(必要に

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    koizuka 2011/05/09
  • 日本のWebサービスが世界を席巻する日 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■WISH2010 先々週の土曜日(8月28日)、AMN等の主催で開催されたWISH2010を覗いて来た。私にとっては久々のイベント参加だったのだが、大変面白くまた刺激を受けた。グリーの田中社長やmixiの原田副社長らのパネルディスカッションでのお話も大変興味深かったし、Webサービスのそれぞれのプレゼンテーションも大変意欲的なものが多く、沢山元気を頂いた。Webサービスに関わる関係者に(微妙ではあるが)マインドの変化が生じていることを感じることも出来た。 http://agilemedia.jp/wish2010/0902_01/ 早速、パネルディスカッションでのお話に関する簡単なレポートを書いておこうと思ったのだが、審査員にジャーナリストが多く含まれていたこともあってか、早々に非常に整然と、しかもコンパクトにわかり易くまとめられた記事が沢山出て来たので、あらためて自分が何か書くことにつ

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  • 創出され続ける『今』/TwitterとUstreamのインパクト - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■すごく楽しいセカンドライフ内のライブ 先週の日曜日、4月11日に、自分のTwitter のタイムラインを何気なく見ていたら、セカンドライフ内でジャズライブとそれに引き続きトークライブショーを行うという告知があった。23時から、ということだったので、急いでそれまでやっていたことを片付けて、そのTwitterに載っていたリンクをたどってみた。すると、行き着いた先は、Ustreamのサイトだった。セカンドライフ内のイベントをUstreamで中継しているわけだ。画面にはTwitterによるつぶやきも流れて来て、これだけ見ていると、最近とてもよく見かけるようになった、Ustreamのライブ中継である。 そのうち、Ustreamの小さな画面に飽き足らなくなってきたので、しばらく放置状態にあったセカンドライフを起動して、自分のアバターでその会場に行ってみることにした。するとちょうどトークショーが開かれ

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  • Googleが見せる隙/『人間学』が対抗の鍵 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    Google Buzz Googleの新しいソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)である、『Google Buzz』が日でも2月10日より公開された。これは、Twitterに似たテキストによるつぶやきだけではなく、既存のGoogleのサービスである、Picasa(写真)、Youtube(動画)等を含めてWebメールサービスであるGmailに統合し、しかも、iPhoneAndroid等にも対応しているため、携帯端末で利用できるのみならず、位置情報を付加することができる。圧倒的な総合力を持つGoogleのサービス群の統合という意味もあり、一見スケールの大きなサービスのようにも見える。 だが、公開初日に自分自身でさわってみて、直観的に、当面あまり深入りして使うことは控えたほうがいいのでは? と感じてしまった。そして、他の人の評価が出そろうのを待つことにした。よく分析してみれば、うまく

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  • 時代遅れの『成果主義人事制度』は今すぐ見直せ! - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■競争条件の進化 経済のサービス化の進展は不可避な道であることはもう何十年も前から言われていたことだ。トップを走る米国程ではないにせよ、日でも今では就業人口の70%がいわゆる第三次産業である。ただ、日では戦後ずっと自動車や電気といった工業製品の輸出が経済を支えて来たためか、自国のサービス業の生産性が、他国と比較してみるとひどく低いという事実は、それほど真剣に取り上げられて来たという印象はない。 そもそも、サービス業の生産性向上は簡単ではない。コスト削減一つとっても、製造業お得意の現場の改善によるコスト低減くらいではまったく追いつかない。実効を上げようと思えば、大掛かりな物流システム改善やビジネスモデルの変更等、高度な知恵を使うことを余儀なくされる。サービス自体の付加価値を上げることはさらに難しい。ユーザーのことを深く理解しているだけではだめで、サービス設計に伴うセンスも必要とされる。し

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  • GLOCOMフォーラム2009に参加して/姿を現した深刻な問題 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)主催の「GLOCOMフォーラム2009」(ICT、社会改革、オープンなネット参加 〜オバマ政権の構想と日の可能性〜)に参加した。 参加概要、および当日のプログラムは下記の通り。 http://sites.google.com/site/glocomforum09/ 日時:2009年10月20日(火)13:30〜17:30 会場:青山ダイヤモンドホール プログラム: 13:30 開会(開場13:00) * 挨拶:宮原明(学校法人国際大学副理事長兼国際大学GLOCOM所長) 13:40〜14:40 オープニング対談:「オープンな議論、オープンなイノベーション、インターネットの役割」 * ケビン・ワーバック(ペンシルバニア大学ウォートン・スクール助教授、国際大学GLOCOMフェロー) * 関口和一(日経済新聞社編集局産業部編集委

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  • セカイカメラの何に『ワクワク』するんだろう? - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■セカイカメラの配信開始 9月24日、iPhone向けアプリとして、2008年の「TechCrunch50」で話題をさらった「セカイカメラ」の配信が開始された。 さくらのマネージドサーバ これは、現実空間の位置情報を取得し、その場所でiphoneのカメラアプリから見られる映像に情報や画像等を重ね合わせて表示することができるAR(拡張現実)アプリだ。配信当日は、非常に不安定だったが、大分落ち着いて来ているようだ。ほぼ想定通りのスペックだが、やはり自分で試してみるとちょっとワクワクしてしまう。特に、こんなところには何もないだろうというような場所に貼られたエアタグを見つけると、妙に感動してしまう。 ■評価概観 ネットに出て来ているレビューをざっと見たところ、やはりAR(拡張現実)に興味を持つ人がまずレビューを書き始めていると思われ、かなり甘めの評価が多い印象がある。概ね、次のような感じだ。 『と

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  • Web2.0関連ツールの導入実態から見える日本企業衰退の兆し - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■反応が鈍いWeb2.0のことを書いたブログエントリー コンテンツ学会サマースペシャル企画10日連続研究会シリーズのうち、3日目にあたる8月19日に、ソフトバンクの多田彰氏のお話を聞いてブログに報告をまとめた。タイトルは、『Web 2.0の最新トレンド』だった。この報告にも書いたが、日では『Web2.0は儲からない』という論調の議論が2008年半ばくらいから多くなり、昨今ではWeb2.0がトピックとして取り上げられることもめっきり減ってしまった。実際、私のブログエントリーに対する反応も大変鈍かった。 コンテンツ学会 多田彰氏『Web2.0最新トレンド』に参加した - 風観羽 情報空間を羽のように舞い質を観る IT & 経営 :テクノロジー :日経済新聞 http://r25.jp/b/honshi/a/link_review_details/id/110000005278 キーワード

    Web2.0関連ツールの導入実態から見える日本企業衰退の兆し - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    koizuka
    koizuka 2009/09/10
  • 掬い切れないほどの智慧に溢れた今回の文化系トークラジオ - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■日のネットは進化したのか 文化系トークラジオlifeの09年6月28日分の放送は、『日のネットは進化したのか』というタイトルで、最近の梅田望夫氏発言を契機にかなり広い文脈で盛り上がっている問題に正面から取組む非常に意欲的な内容であり、大変面白かった。 TBS RADIO 文化系トークラジオ Life 出演者の方々の発言は、それぞれ非常にレベルが高く内容が濃い。ただ、正直なところかなり難解だ。リスナーは皆この内容をすらすらと理解できたのだろうか。少なくとも私には、podcastで何回か聞いて初めて理解できる内容も多かった。 全体のストーリーは、司会の鈴木謙介氏のリードで、ある程度のアウトラインが形成されたが、出演者のそれぞれのコメントは、そのまとまった全体以上の含蓄があり、もっと深めて行くべきテーマ性に富んでいた。(もちろん、賛否は別である。) ただ、あれだけのボリュームなので、せっか

    掬い切れないほどの智慧に溢れた今回の文化系トークラジオ - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
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