領土問題はややこしい。 歴史的な事実にもとづいて国際法にのっとり解決すべき問題だ。 領土問題にはもっとも原則的な愛国者の党・日本共産党の立場について紹介したい。 日本の領有は正当 尖閣諸島 問題解決の方向を考えるより、以下要約。 沖縄の尖閣諸島周辺で、中国の漁船が海上保安庁の巡視船に衝突し、漁船の船長が逮捕されたことに対し中国側が抗議をしている。そこには強硬に尖閣諸島の領有権を主張する中国の立場がある。 しかし同諸島が日本の領土であることは歴史的事実に照らして明らかだ。 尖閣諸島は、1884年に日本人・古賀辰四郎が初探検。翌85年に日本政府に対して同島の貸与願いを申請した。日本政府は、沖縄県などを通じ現地を再調査した後、1895年1月14日の閣議決定で日本領に編入したのである。歴史的には、この措置が尖閣諸島にたいする最初の領有行為となっている。以来、日本の実効支配がつづいてきた。 国際法は