今年もお盆の帰省などで買って行った人、もらった人も多いだろう、東京土産の定番「東京ばな奈」。 でも、昔からずっと疑問に思っていたこと。 それは「東京で、なんでバナナなのか?」ということだ。 東京とバナナの因果関係について、製造元の株式会社グレープストーンに聞いてみた。 東京ばな奈「見ぃつけたっ」の発売は、1991年。正式名称にある「見ぃつけたっ」の「ぃ」「っ」が、ワクワク感、いたずらっぽさを演出してるのだろうか。 気になる「東京でなぜバナナ?」という問いに、菓子企画部の大野さんはこう答える。 「東京は日本中の都市の中でも特に、いろんな世代・職業・個性の人々が暮らし、訪れる街です。そこで、だれにとっても懐かしいバナナのお菓子にしようと考えました」 年配の人にとっては、バナナは昔はなかなか食べられなかった「憧れのおやつ」。下の世代にとっては、遠足に持っていった思い出のおやつ。今の子たちにとって