形式名詞「こと」を一つの足掛かりとして、「書く」ための文法指導を論じた。さらに国語科教育と他領域、日本語教育との連携の可能性についても言及した画期的研究。 【著者略歴】 河野 亜希子(こうの あきこ) 1975年 鹿児島県生まれ 1994年 鹿児島県立鹿児島中央高等学校卒業 1998年 福岡女学院大学人文学部日本文化学科卒業 2014年 九州大学大学院比較社会文化学府日本社会文化専攻(日本語教育講座)修了 2017年 九州大学大学院地球社会統合科学府博士後期課程修了 博士(学術)。福岡大学附属大濠中学校・高等学校、中央高等学院福岡校、福岡翔学館高等学院、早稲田大学系属早稲田佐賀中学校・高等学校、上智福岡中学高等学校、筑紫女学園中学・高等学校の国語科教員(1998年~2018年)を経て、2019年より現職(福岡工業大学国際連携室日本語講師)。 本書における表記方法 序章 はじめに 0.研究の