社民党の新党首に決まった吉田忠智参院議員 17年ぶりに選挙戦となった社民党の党首選が14日開票され、参院議員の吉田忠智氏(57)が、東京都豊島区議の石川大我氏(39)を破った。1996年に党名が社会党から社民党に変わってから、村山富市、土井たか子、福島瑞穂の3氏に続く第4代の新党首に選ばれた。 吉田氏は、自身をのぞく国会議員全4人から推薦を受けたほか、支持母体である労働組合から幅広く支持を集めた。選挙戦では、地方議員や国会議員の経験を生かし、党内融和や雇用政策を重視する姿勢を訴えていた。 ゲイで豊島区議の石川氏は、39歳という若さをアピールし、党の変革を前面に出したが及ばなかった。 関連記事社民党首選、開票始まる 午後3時ごろ結果判明10/14社民党首選きょう開票 「護憲だけでは…」悩んだ党員10/14社民党首選きょうから投票 村山富市初代党首に聞く10/12「リベラル結集へ足腰強く