Power Automateにはスマホアプリがあり、スマホアプリの操作でフローを実行するような設定もできる。その際に使うのが、スマホアプリに用意される「ボタン」。スマホでの手動操作をトリガーにするフローを作成すると、アプリ上にボタンが追加され、好きなタイミングで一連のアクションを実行できるようになる。 スマホでフローを実行できるようになると、Power Automateの使い道は広がる。単純な使い方でも、業務に活用できそうだ。例えば、「現在の位置情報を記録するボタンを用意して、外出先で顧客を訪問したときにその場所を記録する」「現場の写真を撮影するボタンを用意して、撮影すると同時に写真をクラウドストレージ上の決まったフォルダーに自動保存する」など、場所を問わずフローを実行して活用できるようになる。 ここでは、スマホアプリのボタンを使って、勤務の開始・終了の時刻をExcelファイルに記録できる