内製化支援コーチ 杉井です。 総務省から「自治体DX推進手順書」というドキュメントが公開されているのをご存知でしょうか。 総務省「自治体DX推進手順書」 本記事ではこの「自治体DX推進手順書」を読み解きつつ、クラスメソッドの内製化支援との相違点や共通点を考えてみます。 ※引用されている文章および画像は上記URLの「自治体DX推進手順書の概要」「自治体DX全体手順書【第1.0版】」からの抜粋したものです。 「自治体DX推進手順書」の概要 「自治体DX推進手順書」は令和2年12月に策定された「自治体DX推進計画」を踏まえて、自治体情報システムの標準化・共通化や行政手続のオンライン化などの自治体DXの具体的な方策に着実に取り組めるよう手順を示したものとなっています。 手順の流れとして以下のステップがあります。 ステップ0:DXの認識共有・機運醸成 ステップ1:全体方針の決定 ステップ2:推進体制
CDOとしてクラスメソッドにジョインした私の役割は、「デザイン組織を作ること」です。 しかしそもそも「組織を作る」とはどういうことなのでしょうか? さらにいえば「組織」とは何なのでしょうか? 例えば4人が集まっていればそれは「集団」であるといえますが、何があれば「集団」ではなく「組織」になるのでしょうか。 この「組織の定義」を紐解くことがデザイン組織作りの大きなヒントになるのではないかと思い、改めて考えを整理してみました。 組織の定義 「組織」という言葉はあまりにも当たり前に存在しすぎてて、組織がテーマのビジネス書であっても明確な定義がなされていないことも多いです。 P.F.ドラッカーの名著『マネジメント(エッセンシャル版)』では、「マネジメントなしに組織はない」と冒頭に語られます。しかし組織が何であるかの定義は特になく、そのまま話は進んでいきます。 世界中の経営者やマネージャーに影響を与
はじめに きっかけがTwitterで恐縮なんですが、ある日僕が ただひたすらに僕が相手を30分間褒め称え続ける1on1やりたい。 — すもけ@結局は筋肉 (@smokeymonkey) October 27, 2021 と言ったところ、januswelさんが企画してくれました(やぬすさん、ありがとうございます) また、「褒めそやすっ!」の命名者は阿部信介さんです(あべさん、ありがとうございます) とりあえず1ヶ月間やってみたので、こちらの活動について改めて社内外にご紹介したいと思います。 「褒めそやすっ!」について 感じていた課題 一番大きく感じていたのは、全メンバーが完全在宅勤務となったことで「自分の仕事を他のメンバーに見せたり知ってもらうことが出来ない」「他のメンバーの仕事を見たり知ることができない」というものでした。 皆が同じオフィスで働いているときには、例えば総務のメンバーがオフィ
ゲームエンジン「Unreal Engine」や人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」の開発元として知られるEpic Gamesのティム・スウィーニーCEOが、一度ゲームを購入すれば複数のプラットフォームでまたがってゲームがプレイできるようになるシステムの開発に取り組んでいると語っています。 Epic's Tim Sweeney Advocates for a Single App Store for Video Games - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/newsletters/2021-11-26/epic-s-tim-sweeney-advocates-for-a-single-app-store-for-video-games スウィーニーCEOは「1つのプラットフォームでゲームを購入した場合、その他のプラットフォームでもその
プライバシー保護だけじゃない、DuckDuckGo(ダックダックゴー)にはすごく便利な使い方が2つあります。 !Bang インスタントアンサー この2つの機能を使っていると、検索するのが楽しくなってくるだけじゃなく、検索が効率的になり時間の節約にもなります。特に、!Bangは便利で、一度使うと手放せなくなります。検索エンジンはやっぱりGoogleじゃないとダメでしょ、っていう人にもおすすめです。DuckDuckGoなら、検索バーの最初か最後に!gと入力するだけで、Googleで検索できます。 例えば、「名刺の作り方」を検索する場合だと どちらでもいいのですが、私のおすすめは一度DuckDuckGoで検索してから、満足した結果が得られないときに、!Bangを最後につけて検索し直すのがおすすめです。その方が、前のページに戻った時に、検索ワードが消えずに残っているため、打ち直す必要がなく、最後に
最初に少しイベントの宣伝 こんにちは。金谷です。 Software Designに連載させていただいております「Pythonモダン化計画」は、前半の4回で、それぞれの局面に合ったテスト手法を用いることで変更容易性を確保する話をしてきました。 前半の4回すべてに出てきたツールにJenkinsさんがいて、何らかのかたちで自動化されています。 モノタロウにおけるモダン化計画に不可欠な存在のJenkinsさん。 なんとこのたび、Jenkins Day Japan 2021というイベントで、Jenkinsの活用事例を発表させていただくことになりました。 「モノタロウの開発・リリースサイクルを支えるJenkinsの活用事例」という内容で金谷が発表させていただきます。 詳細とお申込みは、下記のURLからご覧ください。 cloudbees.techmatrix.jp では本題に入ります。 本記事の初出は、
先日、私が公開しているWebサイト 図書館施設データポータル について紹介した以下のQiitaの記事 が、はてなブックマークにて、200を超えるブックマークをいただき、TwitterなどSNS等でも多数の共有をいただけたようで、多くの方に私の公開するWebサイトを知っていただきとてもうれしかったです。 また、私の想像よりも図書館が持つデジタルデータに興味を持っている方々がたくさんおられるのだなと思いました。その反面、過去の騒動の影響か図書館のデータの利用に不安を持たれている方も少なからずおられるようでした。 図書館施設データポータル で使用しているデータは、先のQiitaの記事でも書いていますが、各館のWebサイトをスクレイピングしたものではなく国立国会図書館が公開する「図書館及び関連組織のための国際標準識別子(ISIL)」試行版LODのデータセットをダウンロード・加工して使用しています。
ToDo管理ツール、いろいろありますよね。 古くは Remember the Milk、Evernote、Google GmailのToDoなども便利です。 しかし、たかだかToDoを管理するのに有料のサービスを使いたくはありませんし、ToDoにはそこそこに個人的なセキュリティが求められる要素があります。 Gmail ToDoだと管理が難しい例 GmailのToDoはメールに起因するToDoには便利ですが、カンバン方式のワークフロー、メールに起因しないToDo…例えば「ああ〜、あのイベントの参加費を月末までに精算処理して領収書提出しなきゃ〜」とか「来月のLTでの講演頼まれちゃったけど、上長伺いから広報チェックから事後記事公開まで 面倒くさい たいへん~」など、チェックボックス的な1段階の階層では片付かないToDoにはあまり効率が良くありません。GmailのToDoは期限もメールそのものへの
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 スコットランドのグラスゴー大学と、フィンランドのアールト大学の研究チームが開発した「Forming the Dog Internet: Prototyping a Dog-to-Human Video Call Device」(DogPhone)は、犬から人のスマートフォンへビデオ通話をかけられるボール型IoTデバイスだ。ボール型のデバイスをくわえて動かすことで、スクリーン周辺で音が鳴り、電話先の飼い主が応答するとそのスクリーンに顔が表示され、音で近づいてきた犬と対話できる。 人が犬を遠隔で監視するデバイスは一般的に普及しているが、犬がコンピュータに対して権限を持っていることはほとんどなく
今回はBeatsで様々なログを収集。elasticsearchに格納。kibanaで可視化する環境までをdocker-composeで構築します。 docker-composeで構築するモチベーションとしては dockerを使って簡単にデプロイ docker-composeだと構築設定をファイルで保存できる なお、docker使わないで構築するならばElastic StackはElastic Stack製品ページからダウンロードして使うことができます。 本記事では手順のみ示します。設定ファイルの内容はドキュメントを読んで理解してください。 また、この記事で記している設定はあくまでも、お試し用です。本番運用の際は様々な観点からチューニングする必要があります。 構築環境 構築に使用した環境は以下の通り CentOS Linux release 7.4 Docker version 18.03.
ソースコードを公開したソフトウェアで収益を得ている会社をまとめる。いわゆる「オープンソースソフトウェア(OSS)」という有名な言葉を使わなかったのは、OSS の定義に当てはまらない、またはその可能性があるものが含まれているため。 この記事では "OSS" の定義に当てはまらないものも含め、主要な事業を構成するソフトウェアを一定のライセンスの下で公開している会社をまとめていく。このようにソースコードを公開して利用者やフィードバックを集めるビジネスモデルは open core とか COSS: Commercial Open Source Software と呼ばれているようだ。 企業が「ソースコードが公開されているソフトウェア」を利用するメリットとしては、主に以下の2つがあると考えられる。 コア機能の開発に集中できる 自社のビジネスの核となるソフトウェアの開発に集中し、それ以外の機能的・非機
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く