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ブックマーク / univ-journal.jp (5)

  • 食べていけない博士を量産、国内の博士人材追跡調査

    文部科学省科学技術・学術政策研究所が2018年度に大学の博士課程を修了した人の1年半後を追跡調査したところ、人文系は年収100万円以上200万円未満が最多となるなど、仕事べていけない博士を量産している実態が明らかになった。 それによると、博士課程修了1年半後の進路は大学などが51.7%、民間企業が27.2%、公的研究機関が8.4%、非営利団体が7.3%。大学などが最も多かったが、大学では雇用形態が不安定な契約職員や任期制研究員の比率が高かった。 学問分野別に見ると、工学の76.2%、保健の74.1%、農学の66.0%が正社員や正職員だったが、人文は41.0%、教育や芸術などその他は49.5%にとどまり、不安定な立場に置かれる博士が目立っている。 年収は保健、工学、理学、社会で高い傾向にあり、保健は30%以上が1,000万円を超えていた。これに対し、人文は最も多い層が100万円以上200

    食べていけない博士を量産、国内の博士人材追跡調査
  • Z会、返済義務のない「Z会奨学金」を設立 指定大学合格で最大4年間給付

    Z会、返済義務のない「Z会奨学金」を設立 指定大学合格で最大4年間給付 大学ジャーナルオンライン編集部 Z会は、学ぶ意欲が高く成績優秀でありながら、経済的な理由により修学が困難な学生を対象に、返済義務のない奨学金制度「Z会奨学金」を設立した。社会の革新と発展に貢献できる人材を育成したいという思いのもと、経済的な不安を解消し、より勉学に専念できる機会を提供することを目的としたものだ。 応募の際は、4,000字程度(3,800~4,200字を目安)の論文課題と成績証明書や所得証明書などを2020年7月31日までに事務局に提出する。書類選考・面接選考を経て2020年9月末に内定者を決定する。 募集人数は5名で、大学1年次は年額102万円、2年次以降は年額96万円が支給される。給付期間は2021年4月大学入学後から大学卒業までの4年間で、内定者が指定大学に合格した段階で、奨学生として正式に採用され

    Z会、返済義務のない「Z会奨学金」を設立 指定大学合格で最大4年間給付
  • 際立つ「7歳児」の交通事故率、金沢大学とこくみん共済が安全プロジェクト始動

    際立つ「7歳児」の交通事故率、金沢大学とこくみん共済が安全プロジェクト始動 大学ジャーナルオンライン編集部 歩行中の交通事故による死傷者数を年齢別にみると、7歳児の死傷者数が際立って多い。この傾向は1994年から24年間変わることがなく、日の交通事情における大きな課題となっている。金沢大学理工研究域地球社会基盤学系の藤生慎准教授とこくみん共済coop(全国労働者共済生活協同組合連合会)は、子どもの交通事故を減らすための取り組み「7才の交通安全プロジェクト」において共同研究を開始する。 そこで金沢大学とこくみん共済coopは、7歳児の事故遭遇率の主要因が「飛び出し」である事実に着目。金沢大学では、理工研究域地球社会基盤学系、理工学域環境デザイン学類、大学院自然科学研究科の研究者らが金沢大学人間社会学域学校教育学類附属幼稚園と共同して実証実験を実施した。 年長年次の男女園児を被験者にアイマー

    際立つ「7歳児」の交通事故率、金沢大学とこくみん共済が安全プロジェクト始動
  • 水の持つ特別な性質について、東京大学が従来の通説を覆す発見

    東京大学生産技術研究所の田中肇教授らの研究グループは、これまで特異なガラス転移現象として説明されてきた水の動的異常性が、実はガラス転移と無関係であり、液体の正四面体構造形成に起因していることを初めて突き止めた。 この成果は、従来のガラス転移に基づく水の動的異常性に関する定説を覆しただけでなく、水の熱力学的異常と動的異常が、ともに正四面体構造形成という共通の起源に基づくこと明らかにした点にも大きなインパクトがある。 水は、人類にとって最も重要な液体であり、研究成果は、水の特異な性質そのもの理解に留まらず、生命活動、気象現象などとのかかわりの理解にも大きく貢献するものと期待される。 論文:【Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America】Origin of the emergent

    水の持つ特別な性質について、東京大学が従来の通説を覆す発見
    koma_g
    koma_g 2018/09/17
  • 電力を安定供給する「同期現象」の基本原理解明 東京工業大学 | 大学ジャーナルオンライン

    東京工業大学らの研究グループは、電力の安定供給に欠かせない電力ネットワークの発電機群の同期現象を、世界で初めて理論解明することに成功した。そしてこの理論に基づき、送電網で複雑に結合された発電機群の振る舞いを効率的に解析・制御できる、電力ネットワークの集約モデルを世界に先駆けて構築した。 とりわけ太陽光発電などの再生可能エネルギーは、気象条件の変化で発電量が不規則に変動するため、発電機群の同期を維持することが難しいとされる。今後、再生可能エネルギーの大量導入を見据える日においては、効率的な発電・送電に関わる同期現象の解析が不可欠だ。 こうした中、研究では、電力ネットワークのモデリングや安定性解析、安定化制御などに関する一連の研究成果を、グラフ理論という数学理論の観点から検討した。これまでの同期現象の解析は数値シミュレーションによるものが主流だったが、研究グループはグラフ理論におけるネット

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