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Bookと研究に関するkoma_gのブックマーク (6)

  • 在野研究ビギナーズ - Random-Access Memory

    ノンフィクションマラソン47冊目は『在野研究ビギナーズ』です。 在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活 作者: 荒木優太 出版社/メーカー: 明石書店 発売日: 2019/09/06 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る 面白いでした。特に、山哲士さんのインタビューと、第3部「新しいコミュニティと大学の再利用」が面白かったです。私自身も大学院に在籍していたことがあるので、こので紹介されているエピソードは実践例としてとても参考になりました。 大学院にいたとき、かなり居心地が悪く々としていました。そこにいても学問に対する情熱を感じず、楽しくなかったのです。一度、学会に顔を出した際、コミュニケーションが権威主義的で、正直、ここにはいたくないと思ってしまいました。日常生活でも、誰が博士に進学するか、誰が学振通ったといった、人事的な話が多く、あまり学問の話がないなと思っていま

    在野研究ビギナーズ - Random-Access Memory
  • 研究者の死後、蔵書はどう処分されるのか

    <亡くなった研究者やビブリオマニアの蔵書はどこへ行くのか。必要としているところに受け継がれるシステムはできないものか。数カ月前、ある亡くなった研究者の蔵書処分を手伝うことになった> 「大きな研究成果を上げて将来を期待されながら、自ら命を絶った女性がいる。享年43歳。多くの大学に就職を断られ、追い詰められた末だった」 これは、今年4月10日に朝日新聞が報じた、ある女性研究者の自殺に関する記事冒頭である。記事によると、彼女は東北大学で日の仏教史研究で博士号を取得し、受賞経験もある、将来を嘱望された研究者だったという。彼女の自殺自体は2016年で、直近の話ではなかったものの、事件の痛ましさもあって、記事は、似たような境遇にある人、また似たような経験を経た研究者たちに大きなインパクトを与えた。 私も大学の教員やシンクタンクの研究員という研究の道を歩んできたので、事件は他人事ではない。彼女のように

    研究者の死後、蔵書はどう処分されるのか
  • 開発組織のプラクティスや文化を科学する:『LeanとDevOpsの科学』書評 - こまどブログ

    11月22日(昨日!)に発売されたばかりの、『LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する』を読んだ。 LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する (impress top gear) 作者:Nicole Forsgren Ph.D.,Jez Humble,Gene KimインプレスAmazon このは、すぐに現場に活かせる新しい知見を提供するものことを主眼としたものではない。タイトルにあるように、科学のなのだ。しかし、人文系出身の自分にも読みやすい形で、論文の成果を提示してくれる。そして、その成果の中には、現場のエンジニアとして役立てられるものも含まれている、価値のある書籍だ。以下、紹介したい。 書籍の特質 科学的アプローチ ソフトウェア分野においては、プラクティスを紹介する

    開発組織のプラクティスや文化を科学する:『LeanとDevOpsの科学』書評 - こまどブログ
  • 社会科学者らが立ち向かう困難──『歴史は実験できるのか 自然実験が解き明かす人類史』 - 基本読書

    歴史は実験できるのか――自然実験が解き明かす人類史 作者: ジャレド・ダイアモンド,Jared Diamond,ジェイムズ・A・ロビンソン,James A. Robinson,小坂恵理出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2018/06/06メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る科学において実験というのは重要な手順だが、そうはいっても実験できない領域というのもまた存在する。進化生物学、古生物学、地史学、歴史など、すでに起こってしまって大規模な再現が不可能である場合があるからだ。また、現代の歴史学者は経済発展について知りたければパソコンで調べればGDPなどのデータが手に入るが、18世紀の経済発展について知りたくてもデータがないのでそうはいかない。 そのような学問領域では、現実に発生していた、多くの部分が似通っているが一部が異なったシステム同士を量的に比較・分析する

    社会科学者らが立ち向かう困難──『歴史は実験できるのか 自然実験が解き明かす人類史』 - 基本読書
  • 学者が本気でやるバカに戦慄せよ - スナック研究会

    スナック研究会謹製 『日の夜の公共圏 スナック研究序説』 刊行のご挨拶 出ました!! このたび、白水社より『日の夜の公共圏 スナック研究序説』を刊行しました。はじめは編者であるわたし(谷口)が独りでコツコツと始めたこの研究が、サントリー文化財団の研究助成を受け、また綺羅星のようなメンバーと共にスナック研究会という研究共同体へと発展し、こうして一冊の書物にまで結実したのは、当に感慨深いことです。実際にを手に取り、しみじみと、よくぞココまで来たなと思いました。(上の写真は担当編集者さんの机の上です。) 日の夜の公共圏:スナック研究序説 作者: 谷口功一,スナック研究会 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2017/06/22 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 下記、出版社公式サイト(詳細目次など有り) 日の夜の公共圏 - 白水社 先ず表紙の装丁からで

    学者が本気でやるバカに戦慄せよ - スナック研究会
  • 僕は論文が書けない:苦境脱出へ向けての2+1冊 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    こんにちは。林岳彦です。最近は佐野元春ばかり聴いています*1。将来的にはあんな髪型になりたい。 さて。 「研究者なれども研究しない!」という斬新な決めフレーズでおなじみの雑用戦隊ヒーローシリーズがありますが、かくいう私も何やかんやの雑用に埋もれてここのところ論文を書くペースがすっかり落ち込んでおり*2、そんなこんなのアオリでブログも休止しているありさまになっています。 そんな折、私の心の師ともいうべき東北大学の酒井聡樹先生から近刊である『これから論文を書く若者のために 究極の大改訂版』をご恵贈いただいたので今回の記事を書くことにしました。 これから論文を書く若者のために 究極の大改訂版 作者: 酒井聡樹出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2015/04/22メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 今回は、久しぶりの【研究hacks】タグの記事になります。今回は院生〜若

    僕は論文が書けない:苦境脱出へ向けての2+1冊 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
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