ECS(Elastic Common Schema)はElasticsearchのデータを一貫した方法で構造化し、カスタマイズにも対応する新しい仕様基準です。ECSの導入で、多様なソースのデータを分析することが可能になります。ECSを使用して、ダッシュボードや機械学習ジョブといった分析コンテンツをより広範に適用したり、検索をより厳密に設定することができ、フィールド名も覚えやすくなります。 Common Schemaを使う理由インタラクティブな分析(例:検索、ドリルダウン、ピボット、可視化)を行う場合にも、自動化された分析(例:アラート、機械学習による異常検知)を行う場合にも、データは統一された方法で分析する必要があります。しかし同じソースから来るデータでない限り、フォーマットはバラバラになります。具体的には、次のような不統一です。 異なるデータタイプ(例:ログ、メトリック、APM、フロー、