はじめに netmiko、NAPALM、Ansible のように、既存のネットワークを自動化できるOSSが増えてきました。 それでもやはり、自動化しやすい機器としにくい機器があるなと考えています。 この記事では機器使用面、環境面含めてそれぞれれまとめます。 (当たり前と思われるかもしれませんが、改めて。) ■ TELNET のみ対応の機器 「はじめに」でご紹介したような OSS は、基本的に SSH 接続が前提です。NETCONF や HTTP API に対応しているものもあります。 TeraTerm マクロの延長で考えると、接続方法(TELNET/SSH)は特に関係ないのではと思われるかもしれません。TeraTerm マクロの場合は、接続処理を TeraTerm 本体が担っていています。 一方で、上記のような OSS は TeraTerm とは別の仕組みを利用しており、接続方法はその仕様
はじめに この記事はシスコの有志による Cisco Systems Japan Advent Calendar 2020 (2枚目) の 2 日目として投稿しています。 2017年版: https://qiita.com/advent-calendar/2017/cisco 2018年版: https://qiita.com/advent-calendar/2018/cisco 2019年版: https://qiita.com/advent-calendar/2019/cisco 2020年版: https://qiita.com/advent-calendar/2020/cisco 2020年版(2枚目): https://qiita.com/advent-calendar/2020/cisco2 (これ) この記事では、CML(Cisco Modeling Labs)上のエミューレー
渡辺です。 あまり知られていないかもしれませんが、YAMLでは標準機能としてアンカーとエイリアスがあります。 Ansibleでも利用できるため、構成管理を行う場合に役立つので紹介したいと思います。 冗長化した値を一括管理する 例として、EC2インスタンスを定義したグループ変数があるとしましょう。 ec2: - name: FrontWebA instance_type: t2.small image: ami-1a15c77b instance_profile_name: web key_name: dev_key subnet_name: FrontA group: - Internal - Mainte root_volume_size: 8 assign_public_ip: false - name: FrontWebC instance_type: t2.small image:
はじめに こちらはAnsible Advent Calender 2018 13日目の記事です。 この記事では、Ansibleの実行対象が踏み台サーバの向こう側に存在する場合の、Ansibleの実行方法について記載します。 Ansibleの仕組みのおさらい AnsibleではSSHで対象サーバに入り、Pythonのスクリプトを実行することでサーバの状態を管理します。 そこで踏み台サーバ経由でAnsibleを実行するには多段SSHの仕組みを使います。 実行環境 以下の図のような環境を想定します。 上記のサーバに対し予め、 Ansible実行サーバ -> 踏み台サーバの公開鍵認証でのSSH設定 踏み台サーバ -> 実行対象サーバへの公開鍵認証でのSSH設定 を設定し、Ansible実行サーバの秘密鍵(id_rsa)と踏み台サーバの秘密鍵(id_rsa.bastion)をAnsible実行サーバ
目標 Ansibleとは インストール Ansibleの構成 設定ファイル(ansible.cfg)の作成 インベントリ(hosts)の作成 プレイブック(ubuntu-provisioning.yml)の作成 Roleの作成 必要なパッケージのインストール fishの設定 実行 最後に 参考 目標 Ansibleを使ってUbuntuの環境を最低限構築します. 構築する環境はだいたい下のような感じ. Git fish Docker Ubuntu20.04はインストール済みということにします. Ubuntu20.04では最初からPython3.8がインストール済みなので新たにインストールする必要はありません. Ansibleとは Python製の構成管理自動化ツールです. 今回はローカルで個人利用のPCの初期設定に用いましたが,本来は多数のサーバを一括でセットアップしたりするのが目的のツール
はじめに タイトルのようにAnsibleでVmwareのGuestVMを作ったり色々便利に使いたい、というケースがあったのでこれを機に触ってみました。 ついでにDynamic Inventoryも使えると便利かなと思い、こちらも触ってみました。 動作検証環境 Vmware側 VMware vCenter Server Appliance, 6.7.0, 42000 VMware ESXi, 6.7.0, 13006603 クライアント(Ansible実行環境)側 OS: CentOS 7 一応Dockerのpython:latestでも試しました Python 3.8.1 python2系でもvmware系モジュールは動きますが、Dynamic Inventoryを使おうとするとsetuptoolsという依存パッケージがPython 3.5以上でないと対応してなかったため3.5以上のほうが
概要 昔こんな記事を書いたことがあった。 www.kimoton.com ssh接続できるDockerイメージを作成してansibleのtargetノードとして使用する、的なモノだ。 まぁこの記事ではssh接続できるようにしただけで終わってたのだけど。。 Docker イメージをansibleのテスト環境として使用すれば、仮想環境を使用するよりも時間を短縮することができます。 必要なモノ ansibleのターゲットノードとして必要な条件は以下の通り。 Python 2 (version 2.6 or later) or Python 3 (version 3.5 or later) ssh (scp/sftp) 本来であればこれらが必要。 つまり前回のように、SSHデーモンを起動したコンテナを作成する必要があります。 Version 2.0以降では「Connection Plugin」とい
概要 ansible_ssh_common_argsを利用して踏み台を経由して、外部においてあるAnsibleからだと直接接続できないサーバの構成管理をしてみたいと思います。 構成 構成としてはこんなかんじ。 仕事でつかうようなかんじだとよくあると思う。 外部のAnsibleから直接Private Subnetのターゲットにはいけない。 ので踏み台を経由してAnsibleを実行させたい。みたいなかんじ。 踏み台経由でAnsibleを実行するやりかた varsでansible_ssh_common_argsにsshのProxyCommandオプション指定してあげます。 たとえばこんなかんじ。 ansible_ssh_common_args: '-o ProxyCommand="ssh -i ~/.ssh/wawawa-key.pem -W %h:%p -q ec2-user@fumidai"
こんにちは、ライトハウスでソフトウェアエンジニアをしている北添です。 今回は「今ふたたびのAnsible入門」と題しまして以下の内容を書きます。 なぜ今ふたたびAnsibleに入門するのか 基本的な使い方 ベストプラクティスに則ったAnsibleのコード設計 なぜこの記事を書いたか 理由は2つあります。 1つ目は、IoTのプロダクトでAnsibleがどのように活躍するのか、ご紹介したかったことです。 私が勤める株式会社ライトハウスは、水産業界の課題解決のために船舶のIoT化を推し進めています。 船舶からセンサーを通じて情報を吸い上げ、クラウドへ送信することでIoT化が達成されます。 通常、センサーで取得したデータは直接クラウドへ送信されるのではなく、船内のサーバーに一度集められた後送信されます。 つまり、IoTの文脈ではオンプレミスサーバーが必要であり、オンプレミスサーバーが必要な以上、構
お伝えしたいこと 2021年 Ansible Advent Calendar 8日目の記事です。 元のカレンダーはこちらにあります。 ADVENTAR Qiita Ansibleを始めるにあたり、どのあたりから考えていけば良いかの道標を書きます。 全て私の主観ですので、ユーザーの一意見としてカジュアルに読んでいただければと思います。 ちなみに、私のAnsible経験値は以下ぐらいのレベルです。 Ansible Documentationを一通り読んだことはある PlaybookとRoleを作成して、簡易な自動化をしたことはある 業務用途での本格利用の経験は無し Towerは少し触ったことがある程度 moleculeやコンテナ、CIなどのテスト自動化・効率化の経験値はゼロ (これから勉強したいところ) 自動化の闇や技術的負債といった部分については、身をもって経験したことはありません 従って、
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みなさんハッピークリスマス。Red Hatのさいとうです。 AnsibleユーザグループのAdvent Calender 2022最終日の記事として、2022年のAnsibleにどのような変化がありそうなのかといったあたりの個人的な予想を書き残しておこうと思います。 この記事は、AnsibleユーザコミュニティのAdvent Calendarですから、アップストリームの情報を元にして書いています。Red Hatのテクニカルサポートには問い合わせないでね! 2021年のAnsibleのふりかえりについては、コチラをどうぞ。 2022年にやってきそうな変化 現在のAnsible Core 2.xは、ある程度安定期に入っているため、機能面で劇的な変更が加えられることはしばらくないものと考えています。しかし、Ansible Coreが稼動するPlaybookの実行環境としては、2022年に大きな変
渡辺です。 いよいよ今週末にDeveloersIO 2017が開催されます。 当日はAnsibleのハンズオンを担当しますので、参加予定の方はよろしくお願いします。 早速ですが、予習用の資料を用意しました(笑) Ansibleでは、設定ファイルなどのフォーマットとしてYAMLを利用します。 本エントリーでは、Ansibleを利用する時に役立つYAMLフォーマットについて解説します。 データ構造フォーマット YAMLはJSONに似た、データ定義のためのフォーマットです。 プログラミング言語とは異なり、ロジックを記述するフォーマットではありません。 アプリケーションでのデータシリアライズに利用されるケースが多く、Ansibleでは設定データの定義ファイルとして利用されます。 ハッシュ ハッシュは、キー: 値のデータ構造です。 プログラミング言語では、連想配列やMapなどと言われます。 キーとコ
オープンソースの構成管理「Ansible」の開発チームは5月19日、最新版となる「Ansible 4.0.0」コミュニティ版の公開を発表した。 AnsibleはOS環境やソフトウェアの設定などの自動化フレームワーク。事前に用意した設定ファイルに従ってソフトウェアのインストールや各種設定を自動的に実行できる。Red Hat(米IBM)は2015年に買収により同技術を取得している。Ansibleは2019年より再編成を進めており、バージョン2.8より、Coreエンジン、Coreモジュールとプラグイン、コミュニティモジュールとプラグインなどをAnsible Content Collectionsとして配信している。実装形式としては、Coreエンジン、Coreモジュールとプラグイン、コミュニティモジュールとプラグイン、一部のパートナーが開発したモジュールとプラグインをCollections経由で提
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