Q-Successから2021年5月のWebサイト向けLinuxディストリビューションのシェアが発表された。2021年5月は先月に引き続き、Ubuntu、Debian、CentOS、Red Hat、Gentoo、Fedoraと主要ディストリビューションのシェアが減少している。 これまでの変動に比べると、シェアの減少幅が大きい。減った分は「そのほか」に分類されることになるが、0.1%未満のディストリビューションへシェアが移行したとは考えにくく、このような動向を引き起こしている要因は不明。今後どういった動きを見せるのかが注目される。 2021年5月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/円グラフ 2021年5月Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア/棒グラフ Webサイト向けLinuxディストリビューションシェア推移グラフ 資料: Q-Success
先日Linusが盛大にZFSを非難したことがインターネット・カーネル界隈の噂を駆け巡った。これをタイトルだけみたり本文をちょっと読んだら「ああ、LinusはZFSが嫌いなんだ」とか「LinuxでZFSを使うべきではない」といった理解をする人が非常に多いだろうと思う。Linusは当然Linuxユーザーにとって大きな影響力を持つ人物であり、多くのLinuxユーザーがこの理解のままでいることになりかねない。公私ともにZFSに頼りっきりになっている私は特にそういう状況は非常に困るし、Canonicalは19.10からUbuntu LinuxでのZFS rootを標準にしようとしているくらいだからもっと困るだろう。複雑な状況になっていると思うので、このニュースの深層を探ってみよう。 まず元スレ 元になったLinusのレスによると、そもそも最近カーネルにドライバのインターフェース変更があってZFSがこ
Microsoftは2018年5月15日(現地日時)、開発者向けカンファレンス「Build 2018」で発表したWSL(Windows Subsystem for Linux)に関する新機能を公式ブログでアピールした。主な特徴は以下のとおり。 ・Ubuntu 18.04をMicrosoft Storeで公開 ・Armデバイス上のWSLでUbuntu 18.04を実行 ・メモ帳がLinuxの改行コードをサポート ・エクスプローラーからLinuxシェルを起動 ・コマンドラインによるWSLディストリビューションのインストール ・ChocolateyとBoxstarterを使ったDev Box Setupスクリプト まず、Ubuntu 18.04は既にMicrosoft Storeで公開しており、Windows 10 バージョン1803でも利用可能だ。以前のUbuntu 16.04も引き続き「Ub
AF_UNIX comes to Windows – Windows Command Line Tools For Developers Introduction: Beginning in Insider Build 17063 , you’ll be able to use the unix socket ( AF_UNIX )... https://blogs.msdn.microsoft.com/commandline/2017/12/19/af_unix-comes-to-windows/ 昨日、Windows 10 April 2018 Update が来た。WSL (Windows Subsystem for Linux) の常駐もちゃんと動く様になってた。仕組みはどうやら WSL 上のプロセスが一つでも生きていればバックグラウンドで Ubuntu.exe が生き続けてく
この表に示す通り、WSLは既存の取り組みでそれぞれ諦めざるを得なかった部分の両立を図った新しい選択肢と言えます。 端的に言うと、「WindowsにLinux互換のコマンド操作インターフェースが加わった」状態に近いものとなっています。 Linuxのデスクトップ環境やmacOSでは、「普段の操作はGUIで行いつつも、定型的な処理を素早く済ませたい場合には『端末』のウィンドウを開いて、その中で普段サーバーの操作に使っているのと同様のコマンド操作を行う」という使い方ができますが、WSLによってWindowsでもこれに近いことができるようになります。 WSLそのものの導入手順やWSLの仕組みの概要については、技術情報サイトの記事やまんがでわかるWSLなどに譲る事にして、この記事では具体的な活用事例にフォーカスしてご紹介していきます。 なお、Windows 10 Creators Updateおよびそ
はじめに MacBook(macOS)がWeb開発者やOSS開発者に人気がある理由の1つに、「デスクトップ環境として使い勝手が良く、ターミナル(端末エミュレータ)を使えばローカルでUNIX系のコマンド操作もできるから」ということが挙げられます。これには、中・上級者がUNIX系環境での様々なノウハウをローカルで活用できるということだけでなく、初級者・初学者にとっても、コマンド操作の結果をGUIから確認しやすいというメリットがあります。 2017年10月18日に提供が始まったWindows 10 Fall Creators Update(バージョン1709)で正式な新機能となったWindows Subsystem for Linuxを使うと、それに近い事がWindowsでもできるようになります。Linuxのコマンド操作に不慣れな皆さん、ファーストステップとしてWSLを試してみませんか? 1ペー
Hyper-VにUbuntu 16.04をインストールする方法(Windows10 Pro) Windows 10 ProのHyper-VにUbuntu 16.04 Serverをインストールする手順です。 ①Hyper-Vの設定 ②Ubuntuインストーラーの起動 の順に説明。 Fall Creators Update(1709)でのBash on Windows(=WSL)の変更点 最初期バージョン以来、久しぶりにBash on Windowsを触る方が居ると思いますし、歴史的経緯の記録にもなりますので、Fall Creators Updateでの変更点を少し書きます。 手順を知りたいだけの方は【インストール手順】に飛んで下さい。 呼称の統一 「Windows版Ubuntu Linux」はFall Creators Updateより前はベータ版扱いで公開されており、「Bash on W
Linuxでの/tmpディレクトリの知識が「毎日午前4時になると削除される」という知識ぐらいしか無かったのですが、どうやら半分なっていて半分違っていたそうです。 きっかけは家のサーバー機ubuntuちゃんの/tmpディレクトのファイルがいっこうに削除されていない事に気づいたからなのです。 「バックアップを行いたい特定のディレクトリを/tmpディレクトリにtar.zipで固めてからNASにコピーする」というシェルを書いて毎日午後12時に実行しているのですが、/tmpディレクトリにtar.zipファイルがいつまでも残っていました。 調べてみると以下の記事に書いてある red hat系の場合、tmpはcronで定期的にtmpwatchでチェックして削除している debianでは/etc/default/rcSにTMPTIMEを設定すると起動時の/tmp削除間隔を指定できる。0にすると、ブートの度
Debian vs Ubuntu: ネットワークインタフェースの名前 Debian と Ubuntu の違いについて深追いする超不定期連載第 2 回は ネットワークインタフェースの名前の付けかたについてです (なお第 1 回は 1 年半くらい前の記事 でした)。 今回は Debian/Ubuntu ばかりでなく Red Hat 系のディストリビューションも深追いしました。 2014/12/31 更新: Moriwaka さんのご指摘 をいただき Red Hat 系ディストリビューションの記述を修正しました。 biosdevname は RHEL 6.1 から導入されています。 永続的な名前・予測可能な名前 Linux カーネルのネットワークインタフェースは、 ドライバが検出した順に eth0 eth1 … といった名前がつけられるようになっています。 ただしこれだけでは各デバイスがプローブ
(※1): yumは都度更新 (※2): 削除済みパッケージも表示 サービス編 | CentOS | Ubuntu | 説明 | |:-------|:-------|:----| |chkconfig --list|ls -l /etc/rc*.d/ or sysv-rc-conf --list(※3)|自動起動設定確認| |chkconfig <SERVICE\> on|update-rc.d <SERVICE\> enable(※4)|自動起動有効化| |chkconfig <SERVICE\> off|update-rc.d <SERVICE\> disable|自動起動無効化| |chkconfig --add <SERVICE\>|insserv -d <SERVICE\>(※5)|自動起動サービス追加| |chkconfig --del <SERVICE\>|insserv
Ubuntu 14.04 LTSでvenvを利用して速攻でPython3.4 + Nginx + uWSGI + FlaskなWebアプリケーション実行環境を作る 2014-04-20 | tags: python, flask, nginx, uwsgi, ubuntu, -- (permalink) Ubuntu 12.04でpyenvを利用して速攻でPython3.4 + Nginx + uWSGI + FlaskなWebアプリケーション実行環境を作る この14.04版ではpyenv依存をやめてvenvだけを使うようにしています。 登場人物 ぼく 去年まで女子校だった私立高校に通う普通の高校生。人間が嫌い。これ以降登場しない。 Ubuntu Linuxらしいが、よく知らない。 venv Pythonの実行環境を切り替えるやつ。標準でついてくるようになったらしいが、よく知らない。
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