CI環境のサンプルとして前回、記事「作業の効率化のためのCI環境構築」を紹介しました。この記事を公開したところ、環境構築の仕方を知りたいとの要望を多数の読者から頂きましたので、複数回の記事に分けて説明したいと思います。 Jenkinsを利用されている方は、LinuxやmacOSで利用されている方が多いと思いますが、本記事ではサーバが苦手な人でも導入できるよう、「Windows環境を使ったCI環境構築」をテーマとして手順を説明します。 1。ソフトウェアのインストール 環境構築に必要なソフトウェアをインストールしましょう。必要となるソフトウェアは以下になります。 Jenkins 2.7.2(http://jenkins-ci.org/) git for windows 2.9.3(http://msysgit.github.io/) WinSCP 5.9.1(http://winscp.net