趣味「人間観察」とわざわざいうのはいまや恥ずかしいことだと思ってた(誰でもしてることを趣味とは言わない理論で) トモトモ(!)から議案があがったので考えてみよう。 まず「趣味は人間観察です」表明は恥ずかしいのかという問題。これは結論から言って「恥ずかしい」です。「誰でもしてることを趣味とは言わない理論」はまあそうでしょう。「趣味は呼吸です」とかはそれはそれで斬新ですけど。しかしこれが「趣味はテレビを見ることです」「本を読むことです」だと程度の差はあれだいたいの人もそうしていることなのに、何となく印象が違ってきませんか。ポイントとなるのは人間観察の活動内容と、表明することの是非の問題。 タイプ1 「趣味の人間観察」といってもいくつかのタイプがあるわけです。たいていの場合は「外出の際、街頭や電車内などで目に入る人を『よく見る』」程度のもの。いくら「趣味」として『よく見る』度合いを強めたからとい