「違反キップを切る」とは、取り締まりに使う書類が5枚くらいで1綴りになっていて、1枚をピッと外して違反者に交付するところからきています。その1枚目が青色なら青キップ、赤色なら赤キップというわけ。スピード違反では「赤キップは一発免停」です。その違反点数の計算方法を見ていきましょう。 スピード違反の青キップと赤キップ スピード違反の取り締まりは、道端に測定機を設置して違反車を待ち伏せる「ネズミ捕り」や、パトカーや白バイが違反車の後方にくっついて走り「パトカーの速度が違反車の速度」として取り締まる「追尾式」がよく知られています。 このほか、屋根にレーダー式測定機を搭載したパトカーを空き地などに駐車して測定し、すぐに違反車を追いかけるやり方も存在。それらの場合、違反車に停止を命じ、多くの場合は警察車両の中で違反キップを切ります。 一方、固定式または移動式のオービスの場合は、現場では測定と撮影を行う