これが時速320キロのコケ芸か…。 つまらなくなったといわれる今年のF1。追い抜きの場面などが少なく、今のところ確かに面白くありません。しかし、F1の面白さは追い抜きだけにあるわけではないのです。技術の粋をこらして作り上げたマシンたち、セレブたちが集う夢空間、その雰囲気をぶち壊す大クラッシュ…すべてがF1の魅力。そうです、追い抜きが出来ないなら事故を起こせばいいのです。事故を起こせば衝撃的な映像とともに、順位も大混乱します。その間隙を縫って上位に進出するプライベーターなども出るでしょう。事故こそF1の華なのです。 そんな中、大事故を起こす斬新な機構が開発された模様。 その機構を開発したのはトロ・ロッソチーム。レッドブルのBチームとして、紛らわしい車体で僕を困らせるトロ・ロッソは、今週末の中国GPに備え新機構を投入。アップライトと呼ばれる、ホイールやブレーキ・サスペンションアームを車体に取り