ここ数年、コンシューマーゲーム業界、つまり家庭用のゲーム専用機の市場ですね、これが縮小し続けているということが盛んに言われます。実際、ゲームの市場規模は2011年まで4年連続で縮小を続け、2012年は2011年とほぼ同じか、もしくは若干の縮小、というような状況であると思われます。毎年確かに縮小を続けてはいるんですが、これを持ってゲーム業界は縮小していると語るのはあまり妥当なもの言いではありません。 縮小しているのに、縮小しているというのは妥当じゃない、なんだか謎かけみたいですね。もう1つややこしくなるようなことを言いますと、現状に対してゲーム市場が縮小しているという言い方は妥当ではないんですが、じゃあ順調で安心でないかと言えば、それもまた違うんですね。 ゲーム市場は成長している、とか、縮小している、とか言い切れると、記事を書く人間としては分かりやすくていいんですが、現状はもうちょっと複雑で
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