「工場見学の機会を与えてくれて感謝します。我々は見たことを話しているだけです」――。2月10日(米国時間)、ファクスで届いた日本の民主党からの回答文。そのそっけない内容に、質問状を出した米最大の食肉加工業者タイソン・フーズの民主党への不信感は一気に高まっている。 事の発端は2月2日、民主党のBSE(牛海綿状脳症)問題対策本部の米国調査団が開いた記者会見。「工場は髄液が飛び散っていた。BSEの原因物質が蓄積するとされる特定危険部位の除去が粗っぽい。高圧洗浄しているので大丈夫との説明だったが、完全には洗浄できていない印象を受けた」(山田正彦衆院議員)、「(特定危険部位である)脊髄の神経根の部位が残存しているのを確認した」(岡本充功衆院議員)。日本の米国産牛肉輸入条件である特定危険部位の除去が不十分との報告が相次いだ。 工場視察は30分 これに、視察を受け入れたタイソンが不満をあらわにする。調査
特集: Sony BMGコピー防止機能付き音楽CDが招いた大問題 トロイの木馬などを誘発する「rootkit」で パソコンセキュリティの低下を招き、世界レベルの訴訟へ ●毎年年始に米国ネバダ州ラスベガスで行われる世界最大の家電見本市「International CES(Consumer Electronics Show)」。今年の初日の基調講演はソニーのハワード・ストリンガー会長兼CEOだった。同社初の外国人トップの講演ということで注目されていたが、講演の冒頭、本題に入る前の枕の話として、ストリンガー会長は「我が社はSony BMGの件で消費者からひどい懲罰を受けることとなった」と発言し、聴衆の関心を集めた。 ●「Sony BMGの件」とは、昨年末、欧米でソニーの子会社であるレコード会社Sony BMGに対して頻発している一連の訴訟問題のことを指す。総合家電企業であると同時に
精神科医が警告! ウソがつけないと鬱になる (日経ビジネスAssocie編集) オフィス街でストレス診療をしていて思うのは、「鬱な人はウソがつけない」ということです。 酒井 和夫(さかい・かずお)氏 ストレスケア日比谷クリニック院長。1951年、東京都生まれ。東京大学文学部卒。筑波大学医学部卒、同医学研究科博士課程修了、医学博士、精神科医。著書に『精神科って、どんなとこ?』、『ウソの研究−上手なウソのつき方教えます!』など。http://www.s-hibiyacl.com/ 東京・日比谷のオフィス街でストレス診療をしていて思うのは、「鬱な人はウソがつけない」ということです。自分にウソをついてだますことができないんですね。 考えれば考えるほど深みにはまっていくような悩み・問題を抱えてしまっても、自分をだまして精神的に追い込まれる状態を避けられる人なら、鬱にならずに済みます。例えば
■「領土は100年後に取り返せばいい」と中国人は考える 太平洋戦争で東京中が焼け野原になった。しかし今、これだけ復興した。「死活」という意味では、あのとき日本は「死んだ」といえる。それに比べれば、最近の北朝鮮のテポドンなど「死活問題」にはなり得ない。10発飛んできても、2、3発当たるかどうかなのだから、これは当たったら運が悪かったという程度の問題といっていいと思う。 「日本は死んだ」とみんなが思ったけれども、ちゃんと復活した。私のような戦中戦後世代は、それを見てきている。その目から見て、日本にとって重要だったのは「領土」なのか、「主権」なのか、それとも何だったのか。 中国人は、領土は別に取られたっていい、また取り返せばいいという考え方をする。北方をロシア人に取られても、100年後にはいずれ取り返す。シベリアが全てロシアのものになっても、やがて中国人が住み始めて、結局取り返す。軍事力を使わな
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