SNSなどで拡散された偽情報や誤った情報を見聞きした人のうち、おおむね半数の人が「正しいと思う」と答えたとする調査結果を国際大学などの研究グループが発表しました。多くの人が誤りと気付いていないことが明らかになり、社会全体の問題として捉える必要があるとしています。 調査は、国際大学が日本ファクトチェックセンターと共同で行い、16日、東京都内で開かれたシンポジウムで発表しました。 研究グループはおととしから去年にかけてSNSなどで広がった ▽「手術せずに性自認のみで戸籍の性別が変更できるようになった」とか ▽「日本政府がYouTubeやXなどの利用にマイナンバーカード登録を義務化する方針を発表した」など 誤りであることが明らかになっている15の情報を見聞きしたことがある3700人を対象に調査しました。 その結果、こうした情報を「正しいと思う」と答えた人は36.2%から62%と情報ごとに差があっ
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