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  • 抗生物質、鼻炎に効果なし 米研究

    米フロリダ(Florida)州デルレイビーチ(Delray Beach)でと抗生物質を抱えた男性(2001年10月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/Rhona WISE 【2月17日 AFP】副鼻腔炎の患者に抗生物質を投与しても、ほとんど効果がないとする研究結果が、15日の米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association)に発表された。論文を発表した研究者らは、抗生物質の過剰使用がもたらす危険性について警鐘を鳴らしている。 論文を発表した米ワシントン大(Washington University)の研究チームによると、鼻腔が炎症を起こす副鼻腔炎の治療では抗生物質を処方する方法が一般的だが、効果が十分に証明されていなかった。米国では、成人に処方される抗生物質の5分の1が副鼻腔炎の患者向けで、患者の多くもこうした治療を期待するようになっ

    抗生物質、鼻炎に効果なし 米研究
  • 魚や野菜、果物豊富な食生活がADHDを改善する可能性 米研究

    ベルギー・ブリュッセルのチョコレートショップ(2008年2月22日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET 【1月14日 AFP】注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子供の症状が治療や薬剤でも改善されない場合、ヘルシーな事を摂るだけでも効果があるかもしれないとする論文が、9日の米小児科専門誌「ペディアトリクス(Pediatrics)」に発表された。 過剰行動、不注意、衝動的行動を特徴とするADHDの原因については、遺伝要因や社会的・環境的な影響が指摘されてきたが、詳しいことは分かっていない。糖分と脂肪分の多い事を摂ると症状が悪化するとした研究もある。 治療では、賛否両論はあるが、向精神薬「リタリン」が処方されることが多い。 米シカゴ(Chicago)のノースウエスタン大学医学部(Northwestern University Medical Schoo

    魚や野菜、果物豊富な食生活がADHDを改善する可能性 米研究
  • T細胞の改変で末期の白血病患者が全快、米研究

    ウクライナ・ドネツク(Donetsk)の病院で治療を受ける白血病の子ども(資料写真、2011年3月23日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER KHUDOTEPLY 【8月11日 AFP】患者人のT細胞(免疫細胞)を遺伝的に改変してキラー細胞とする新たな白血病治療法で、末期の白血病患者3人のがん細胞が死滅または激減したとの研究結果が10日、米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・マガジン(Science Translational Medicine)」と同「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に同時発表され、驚きをもって受け止められている。 まだ開発途上ながら、この遺伝子導入治療は将来、卵巣がん、肺がん、乳がん、皮膚がんの患者にとっても希望の光となるかもしれない。 ■2人でがん細胞が死滅 米ペンシルベニア大(Unive

    T細胞の改変で末期の白血病患者が全快、米研究
  • オーデュボンの鳥の本、書籍の史上最高額で落札

    ロンドンのサザビーズ(Sotheby's)で公開されたジョン・ジェームズ・オーデュボン(John James Audubon)の手による希少な大型『Birds of America(アメリカの鳥類)』の中から、「シロフクロウ」のページ(2010年12月6日撮影)。(c)AFP/BEN STANSALL 【12月8日 AFP】米国の画家・鳥類研究家ジョン・ジェームズ・オーデュボン(John James Audubon)の手による希少な大型『Birds of America(アメリカの鳥類)』の競売が7日、ロンドンのサザビーズ(Sotheby's)で行われ、印刷された書籍としては史上最高額の732万1250ポンド(約9億6500万円)で落札された。 は、エッチングプレート435枚を印刷したものに手で彩色したもので、全4巻で構成されている。落札したロンドンのディーラーは「プライスレスだ」と

    オーデュボンの鳥の本、書籍の史上最高額で落札
  • ADHD、遺伝子要因説を支持する発見 英ランセット誌

    ドイツ・カールスルーエ(Karlsruhe)の学校で、授業中に生徒の練習帳をのぞきこむイヌのパウラ(Paula)。ドイツでは学校で問題を抱える子どもたちを支援するため、教室にイヌが導入されている(2010年9月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/DANIEL ROLAND 【10月2日 AFP】学童期前後の子どもにみられる注意欠陥・多動性障害(ADHD)が、人の行動習慣や親のしつけのせいではなく、遺伝子的原因に由来しているという説を少なくとも部分的に裏付ける発見が9月30日、英医学専門誌「ランセット(The Lancet)」に発表された。 ADHDの要因が遺伝的なものかどうかについては長年議論されてきたが、新研究では初めて、遺伝子に関係していることを示す直接的な証拠が明らかにされた。 ADHDは多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする発達障害のひとつで、それゆえ学業や人間関係に支障が出

    ADHD、遺伝子要因説を支持する発見 英ランセット誌
  • 炎の画家ゴッホは優れた文学者だった、書簡研究で新事実判明

    オランダ・アムステルダム(Amsterdam)のゴッホ美術館(Van Gogh Museum)で開催中の「ゴッホの手紙展」に展示された、巨匠画家ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)が弟テオ(Theo van Gogh)にあてて書いた手紙(2009年10月9日撮影)。(c)AFP/VAN GOGH MUSEUM 【10月11日 AFP】オランダ生まれの巨匠画家ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)は文学的才能にも恵まれていた――オランダの研究チームがゴッホの残した膨大な書簡を分析した結果、こうした事実が明らかになった。その研究結果が6巻の書籍にまとめられこのほど出版されたのを記念し、オランダ・アムステルダム(Amsterdam)のゴッホ美術館(Van Gogh Museum)では、展覧会「ゴッホの手紙:巨匠画家は語る(Van Gogh's l

    炎の画家ゴッホは優れた文学者だった、書簡研究で新事実判明
  • ジャグリングで脳の「白質」に変化、英研究

    ロンドン(London)で、ジャグリングのリハーサルをするカナダのサーカス団「シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)」のOctavio Alegriaさん(2008年1月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/ADRIAN DENNIS 【10月11日 AFP】ジャグリングの練習をすると脳の神経組織の「白質(white matter)」に変化が生まれるとの研究結果が11日、英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス(Nature Neuroscience)」(電子版)に掲載された。 白質は、神経細胞間の電気信号を運ぶ神経繊維の部分で、脳のさまざまな部位をつなげる役割がある。英オックスフォード大(University of Oxford)の研究チームは、ジャグリングの出来ない健康な成人48人を募集し、全員の脳を機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で撮影した。 その後48人の半数に

    ジャグリングで脳の「白質」に変化、英研究
  • オバマ大統領への激しい批判、「背景に人種差別」 カーター元大統領

    ニューヨーク(New York)にある国連(UN)部で、潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)国連事務総長と会談後に会見する、ジミー・カーター(Jimmy Carter)元米大統領(2007年10月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/Stan HONDA 【9月16日 AFP】米国のジミー・カーター(Jimmy Carter)元大統領(84)は15日、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に対する最近の怒りに満ちた批判の背景には、人種差別があると語った。 カーター元大統領は、米NBCテレビに出演し、「バラク・オバマ大統領に対して強く示されている敵意の大部分は、オバマ氏が黒人、つまりアフリカ系米国人であるという事実に基づいたものだ」と語った。 カーター氏は、「わたしは(米国)南部に暮らしており、南部が大きく変化するのをみてきた。しかし、差別の傾向はいまだに残っている」

    オバマ大統領への激しい批判、「背景に人種差別」 カーター元大統領
  • 生き生きした遺体?原因はペースメーカー

    フランス・リヨン(Lyon)で、救急車に遺体を収容する運転手(2003年8月19日撮影、資料写真)。(c)AFP 【8月27日 AFP】スペイン南部のロルカ(Lorca)で、死亡したはずの男性の皮膚が死後何時間たっても青白く変色しなかったため、親族が医師に死亡宣告を再度求めるという事態が起こった。地元の葬儀場関係者が26日、明らかにした。 この70歳の男性は心臓発作で死亡したが、葬儀場に運ばれた後も遺体の肌に健康的な赤みがさしていることに親族が気付いた。そこで親族は再び医師を呼び、男性が当に死亡しているのか確認を求めたという。 医師は死亡と断定。死後も体が健康的な色をしていたのは、男性が使用していたペースメーカーがまだ動いていたからだと結論付けた。(c)AFP

    生き生きした遺体?原因はペースメーカー
  • スコットランド料理ハギスはイングランドが元祖?

    英ロンドンの首相官邸(10 Downing Street)前で、スコットランドの国旗を手に立つ少女(2005年11月30日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/ODD ANDERSEN 【8月3日 AFP】英スコットランドの伝統料理ハギスの調理法を発明したのはイングランド人だとする料理史研究家の説が2日、英紙に掲載された。 ハギスは羊の内臓のミンチにオートミールを加えてスパイスで味付けし、羊の腸に詰めてゆでた料理。スコッチウイスキーをかけて供されることも多い。18世紀のスコットランドの国民的詩人、ロバート・バーンズ(Robert Burns)が、ハギスに捧げる詩を書いたほど、スコットランド人が誇りとする料理だ。 だが、デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)紙に掲載された料理史研究家のキャサリン・ブラウン(Catherine Brown)さんの説によると、1616年に

    スコットランド料理ハギスはイングランドが元祖?
  • マラリアはもともとチンパンジーから感染か 米研究

    英国北西部チェスター(Chester)にあるチェスター動物園(Chester Zoo)で、暑さ対策のために差し入れられた巨大アイスキャンデーをなめるチンパンジー(2009年7月2日撮影。資料写真)。(c)AFP/ANDREW YATES 【8月4日 AFP】世界で年間5億人が感染するマラリア。これはもともと、チンパンジーからヒトへ伝染したとする論文が3日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。 蚊が媒介するマラリアの起源については、これまで不明とされてきた。チンパンジーがヒトの熱帯熱マラリア原虫に似た寄生虫に感染することは知られているが、これら2つの原虫の関係性については明らかになっていない。 そのため、もともとは共通していた原虫が数百万年の間に別々に進化したとする説や、原虫が初めヒトに

    マラリアはもともとチンパンジーから感染か 米研究
  • 赤ちゃんがネズミにかじられ死亡、米国

    都内の井の頭公園動物園で展示されたネズミ(2009年7月23日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/ Yoshikazu TSUNO 【7月24日 AFP】米国で、赤ちゃんがネズミに襲われる事件が立て続けに起きた。ルイジアナ(Louisiana)州で前週、生後3か月の赤ちゃんが数百個所をネズミにかじられ出血多量で死亡。一方、オハイオ(Ohio)州では、生後6週間の赤ちゃんの両足のつま先がネズミにかじり取られてしまうという惨事があった。 当局の調査の結果、オハイオ州の赤ちゃんは長期にわたって何度もネズミにかじられていたことが判明し、児童の保護責任者遺棄罪で3人が訴追された。 ルイジアナ州の死亡事件をめぐっては、地元紙によれば今までのところ訴追された人物はいない。駆けつけた救急隊は、自宅前で泣き叫んでいる父親を発見した。両親は警察に対し、事件発生時に赤ちゃんは昼寝をしており、ネズミに襲

    赤ちゃんがネズミにかじられ死亡、米国
  • オバマ大統領、タリバン戦闘員の投降後大量死の調査命じる

    アフガニスタンのヘルマンド(Helmand)州Koshtayに位置する米軍の第2海兵遠征旅団(Marine Expeditionary Brigade、MEB)に物資供給する同軍のCH-53ヘリコプター(2009年7月11日撮影)。(c)AFP/Manpreet ROMANA 【7月13日 AFP】バラク・オバマ(arack Obama)米大統領がガーナ滞在中のインタビューで、2001年にアフガニスタンの旧勢力タリバン(Taliban)の戦闘員約2000人が、拘束された後に死亡した事件について、米国が支援していたアフガニスタン軍閥が関与したとの疑惑の調査をブッシュ前政権が阻止しようとした可能性を調べるよう、命じたことが明らかになった。 オバマ大統領は、米国時間13日に放映予定の米CNNのインタビューで、「この件に関して最近、適切な調査が行われていなかった可能性が示され関心をもった。安全保障

    オバマ大統領、タリバン戦闘員の投降後大量死の調査命じる
  • イラクのバビロン遺跡が米軍駐留で損壊、ユネスコが指摘

    イラク中部にある古代遺跡バビロン(Babylon)で修復を終えたイシュタル門(Ishtar Gate、2008年11月27日撮影)。(c)AFP/ALI AL-SAADI 【7月13日 AFP】イラク中部にある古代遺跡バビロン(Babylon)が、イラク戦争後の米軍駐留の影響で損壊していることが明らかになった。国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)が9日、報告書のなかで指摘した。現在、早急に修復を必要とする状態だという。 バビロンは、「文明のゆりかご」と呼ばれるメソポタミアの都市。バグダッド(Baghdad)の南方90キロに位置し、ハンムラビ(Hammurabi)王(在位紀元前1792-50年)や「空中庭園」を造らせたネブカドネザル(Nebuchadnezzer)2世王(同604-562年)が有名だ。 ユネスコの報告書によると、2003年4月から12月まで同地に駐留した米軍が、基地

    イラクのバビロン遺跡が米軍駐留で損壊、ユネスコが指摘
  • ES細胞からヒトの精子を作製、英研究グループ

    台湾・台北(Taipei)に展示される巨大なコンドーム(2003年2月12日撮影)。(c)AFP/Sam YEH 【7月8日 AFP】英国の科学者らが、胚(はい)性幹細胞(ES細胞)からヒトの精子を作製することに成功したと、8日発行の医学誌「Stem Cells and Development」に発表した。 英ニューカッスル大学(Newcastle University)と北東イングランド幹細胞研究所(NorthEast England Stem Cell Institute、NESCI)の研究チームは、XY染色体(男性)を持つ幹細胞を用いるという新しい手法で、ヒトの精子を作製した。 ただし研究チームは、こうした人工精子を現時点で不妊治療に使用することは、英国の法律が禁止していることもあり、あり得ないと強調する。 研究を主導したKarim Nayernia教授は、研究の目的について、「精子

    ES細胞からヒトの精子を作製、英研究グループ
  • 飲酒で攻撃的は「低グリコーゲンレベル」も要因、研究報告

    ロンドンのパブでビールを飲む客(2003年10月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/NICOLAS ASFOURI 【6月2日 AFP】お酒を飲むと決まって攻撃的・暴力的になる人は、グリコーゲンレベルが低い可能性がある。フィンランドのヘルシンキ大学(University of Helsinki)が1日、このような研究結果を発表した。 同大と同大附属病院は、お酒に酔うと衝動的、暴力的、反社会的な行動をとる、つまりアルコール問題を抱えている男性49人と、アルコール問題のない男性40人で、インスリンとグリコーゲンのレベルを測定した。 前者49人のうち、その後8年間で飲酒後に新たな暴力ざたを起こしたのは17人だったが、この17人は、後者のグループや、前者の残りのグループと比較して、インスリンレベルは高く、グリコーゲンレベルは低いことが明らかになった。 人体は、炭水化物をブドウ糖に変換し、その一部は

    飲酒で攻撃的は「低グリコーゲンレベル」も要因、研究報告
    koshinishiki397
    koshinishiki397 2009/06/05
    低血糖あとで
  • 米政府、テロ容疑者の拘束・尋問で外国情報機関への依存強める

    米ワシントンD.C.(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)で演説するバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領(2009年5月22日撮影)。(c)AFP/Nicholas KAMM 【5月24日 AFP】米ニューヨークタイムズ(New York Times)は23日夜、米国はイラクやアフガニスタン以外で見つかったテロ容疑者の拘束・尋問について外国情報機関への依存を強めていると報じた。 ウェブサイトに掲載した記事で同紙は、匿名の現・元米政府関係者の話として、最高レベルの容疑者でなければ大半はこの方法で取り調べられており、過去10か月間に米国から情報提供を受けた中東4か国の情報機関が国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の中堅幹部5-6人を逮捕し、現在も拘束していると伝えた。 さらにパキスタンの情報機関も今年に入り、米国から情報と物資の支援を受

    米政府、テロ容疑者の拘束・尋問で外国情報機関への依存強める
  • 中国政府に屈しなかったブログソフト「ワードプレス」創始者

    香港で取材に応じる「ワードプレス(Wordpress)」の創始者マット・ムレンウェグ(Matt Mullenweg)さん(2009年4月7日撮影)。(c)AFP/Philippe LOPEZ 【5月29日 AFP】ある日突然100万人のお客さんがぱったり来なくなったら、どうします? マット・ムレンウェグ(Matt Mullenweg)さんは、肩をすくめるだけだ。 この25歳の米国人の若者は、いまや世界1500万人あまりのブロガーに利用されているブログソフトウェア、「ワードプレス(Wordpress)」の創始者だ。 ワードプレスは、誰もが開発に携われるオープンソースのソフトで、簡単にウェブサイトやブログを作ることができる。そのシンプルさから、リリースしてから6年で世界でもっとも人気のブログプラットフォームとなった。 ■「万里のファイアーウォール」に阻まれる しかし2006年、ソフトがますます

    中国政府に屈しなかったブログソフト「ワードプレス」創始者
  • 新型インフルエンザ、致死性の変異型に免疫となる可能性も 米研究

    中国の安徽(Anhui)省合肥(Hefei)の病院で、新型インフルエンザ「インフルエンザA(H1N1)」の感染検査キットを用意する医療スタッフ(2009年5月4日撮影)。(c)AFP 【5月7日 AFP】新型インフルエンザ「インフルエンザA(H1N1)」がパンデミック(世界的流行)の一歩手前といった感で広まっているが、これまでに新型に感染した人は、今後このウイルスがより致死性の高い型に変異した場合も、すでに免疫があるために感染せずにすむかもしれないと、科学者らが指摘した。 こうした現象は、1918年にスペインかぜが世界的に大流行した際にみられたという。この年、春により軽い春かぜにかかった人は、強度の致死性をもつスペインかぜが数か月後に猛威を振るい、世界で少なくとも4000万人が死亡した際、最初のかぜが実質的に予防接種の役割を果たしていたことが、最近の研究で明らかになっている。 前年11月に

    新型インフルエンザ、致死性の変異型に免疫となる可能性も 米研究
  • 「ホビット」はヒトの新種、米英の研究者が論文で指摘

    「ホモ・フロレシエンシス(Homo floresiensis)」の想像画(2004年10月28日撮影)。(c)AFP/NATIONAL GEOGRAPHIC SOCIETY/Peter Schouten 【5月7日 AFP】2003年にインドネシアのフロレス(Flores)島の洞穴で化石が発見された「ホビット(Hobbit)」との愛称をもつ原始時代の小型人類は、ヒトの新種であり、病気で脳が萎縮したピグミー族ではない――6日発行の英科学誌「ネイチャー(Nature)」に、その根拠を説明した2つの論文が発表された。 フロレス島で発見された化石は約1万8000年前のもので、「ホモ・フロレシエンシス(Homo floresiensis、フロレスの人の意)」と名付けられた。身長1メートル、体重30キロという小型の体形から、英国の作家J・R・R・トールキン(J.R.R. Tolkien)の小説に登場す

    「ホビット」はヒトの新種、米英の研究者が論文で指摘