大胆なアクションで知られ、映画やテレビドラマなどで活躍した俳優の千葉真一さんが19日夕方、新型コロナウイルスの感染による肺炎のため千葉県内の病院で亡くなりました。82歳でした。 千葉さんは福岡市で生まれ、大学で体操を学んだ後に俳優をめざし、昭和35年、テレビの特撮ヒーロー番組の主人公役でデビューしました。 そして、テレビドラマや映画でみずからスタントをこなすなど、アクション俳優としての地位を確立しました。 その後、任侠ものや時代劇などに活躍の場を広げ、平成19年に放送されたNHKの大河ドラマ「風林火山」では、武田信玄の育ての親で重臣の板垣信方役として重みのある演技を見せました。 また、千葉さんは「サニー・チバ」の愛称で海外でも積極的に活動し、平成15年に公開されたクエンティン・タランティーノ監督の映画「キル・ビル」では、出演だけでなくアクションの指導も務めました。 さらに後進の育成にも取り