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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (11)

  • 2等星に陥落!ベテルギウス減光のゆくえ

    昨年末より記録的な減光を見せているオリオン座のベテルギウスの明るさが、1.5等級よりも暗くなったことが確実となった。 【2020年2月5日 高橋進さん】 オリオン座のα星で、全天でも最も有名な1等星の一つでもあるベテルギウスが昨年秋から暗くなってきていると話題になっていましたが、とうとう2等星になってしまいました。この後どのように推移していくか非常に興味深いところです。 オリオン座のベテルギウスは進化の進んだ赤色超巨星です。脈動により0.3等から0.9等くらいまでをおよそ400日くらいの周期で変光する半規則型変光星です。このベテルギウスが昨年の9月ごろから減光を始めました。12月には1.0等を切り、観測史上最も暗い減光などと言われました。 その後も10日で0.1等暗くなるというスピードで急速な減光が進み、1月30日に大金要次郎さんが行った光電測光のV等級で1.54等になり、眼視観測者からも

    2等星に陥落!ベテルギウス減光のゆくえ
    kosui
    kosui 2020/02/06
    こないだ見たときはベラトリクスと同じくらいの印象だったな。
  • 従来より「大きくなった」冥王星

    探査機「ニューホライズンズ」は、いよいよ日時間の14日20時49分57秒に冥王星に最接近する。時速4万9600kmもの猛スピードで冥王星をフライバイしながら、7つの機器で観測を行う。通信に約4時間半かかるなどの理由により、第一報が届くのは15日午前中の予定である。一方、これまでの観測データから、冥王星の大きさが明らかになった。 【2015年7月14日 NASA (1)/(2)】 探査機「ニューホライズンズ」の望遠撮像装置「LORRI」による観測データから、もっとも基的な謎であった冥王星の大きさが明らかにされた。その直径は2370kmで、従来の推定値よりやや大きい数値となっている。 冥王星と衛星カロン。望遠撮像装置「LORRI」による白黒の観測データに可視光・赤外線撮像装置「Ralph」によるカラーデータを合成して作成。2つの天体の明るさや色の違いがはっきりとわかる(提供:NASA/JH

    従来より「大きくなった」冥王星
    kosui
    kosui 2015/07/15
  • 見えてきた冥王星表面の明暗、極冠の存在の可能性も

    NASAの探査機「ニューホライズンズ」の最新画像から、冥王星の領域の明暗が見えてきた。極冠と思われる領域もとらえられており、2か月半後に迫った最接近がますます楽しみになってきた。 【2015年4月30日 NASA/New Horizons】 公開された動画は「ニューホライズンズ」に搭載されている撮像装置「LORRI」が4月12日から18日にかけて取得したデータから作られたものだ。画像には衛星「カロン」もとらえられているが、露出時間が10分の1秒と短かったため他の4つの衛星は写っていない。撮影開始から終了までの間に、探査機から冥王星までの距離は1億1100万kmから1億400万kmまで縮まっている。 LORRIの画像から作成された冥王星とカロンをとらえた動画。(右下)冥王星の3倍ズーム動画。クリックで拡大(提供:NASA/Johns Hopkins University Applied Ph

    見えてきた冥王星表面の明暗、極冠の存在の可能性も
    kosui
    kosui 2015/04/30
  • 2015年1月 ラヴジョイ彗星が5等台

    2014年12月下旬から2015年1月ごろ、ラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)が5等級まで明るくなると予想されている。 (1月下旬以降の見え方や星図は2月の現象ガイドをご覧ください。) 2014年12月下旬から2015年1月ごろ、ラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)が肉眼等級まで明るくなると予想されている。12月末にはうさぎ座で5等級になり、29日から30日ごろ球状星団M79に大接近する。年明け以降はオリオン座の西からおうし座のあたりを移動していき、4等台まで明るくなる可能性もある。双眼鏡で観察したり写真撮影したりしてみよう。 夜空での見え方。彗星の明るさや尾は、わかりやすいように大げさに表現している。クリックで拡大 赤道座標の星図。1月13日が下弦、20日が新月で、この間がとくに観察や撮影のチャンス。彗星の明るさや尾は、わかりやすいように大げさに表現している。クリックで拡大 ムックやD

    kosui
    kosui 2015/01/14
  • 火星のクレーターをかつて満たした湖

    火星探査車「キュリオシティ」の調査から、かつてクレーター内に大きな湖があり、30億年以上前に枯渇と充満を繰り返した時期があったことがわかってきた。 【2014年12月10日 NASA】 NASAの火星探査車「キュリオシティ」は現在、直径154kmのゲールクレーターの中心、高さ5kmのシャープ山をおよそ150mまで登ったところで探査を行っている。「マレー層」と呼ばれるこの地では、湖底に見られるような堆積物や川の流れを示す小さなデルタが積み重なったような模様など、ひじょうに多彩な岩石層が無数に見られ、かつて数千万年にもわたって湖が満ちては枯渇した時期があったことがうかがえる。クレーターの底にたまった堆積物は固まって岩石となり、やがて風の浸作用を受け、もともとクレーターの中央丘があった部分が残ってシャープ山となったと考えられる。 NASAのAshwin Vasavadaさんによると、「もしこの

    火星のクレーターをかつて満たした湖
    kosui
    kosui 2014/12/11
  • 11月5日は今年2度目の十三夜?

    旧暦8月15日は「十五夜=中秋の名月」、9月13日は「十三夜=後の月」としてお月見をする風習があるが、今年はさらにもう1度、今夜11月5日も月を眺めてみてはいかがだろうか。171年ぶりに「うるう9月」が挿入されたことによる「うるう9月13日」の月、いわば「後の十三夜月」である。 【2014年11月5日 アストロアーツ】 お月見はもともと中国から伝わった習慣で、 月を見ながらお祝いをする行事だ。十五夜(旧暦8月15日、今年は9月8日だった)が中国起源であるのに対して、十三夜(旧暦9月13日、今年は10月6日)は日固有の風習である。江戸時代には十五夜と十三夜の両方を祝い、どちらか片方の月しか見ないと「片月見」(または「片見月」)と言って縁起が悪いとされた。満月になることはない十三夜を祝うようになった理由には諸説ありはっきりしないようだが、欠けた月にも趣を感じるのは日らしさかもしれない。 今

    11月5日は今年2度目の十三夜?
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    kosui 2014/11/05
    38年後(19×2年後)の2052年10月7日は「閏8月15日」となる。
  • 急速に縮む木星の大赤斑

    【2014年5月19日 NASA】 木星のトレードマークともいえる大赤斑は、大気表面で吹き荒れつづける巨大な嵐だ。この大赤斑が、近年急激な勢いで縮小している。 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した木星の大赤斑。1995年、2009年、2014年の画像を比較すると、縮小しているのがわかる。クリックで拡大(提供:NASA/ESA) 木星のトレードマークとなっている大赤斑は、大気中で起こる高気圧性の突風が長年持続しているものだ。かつてその幅は4万kmを超え、直径約1万3000kmの地球がすっぽり3つおさまるほど巨大なものだったが、1930年代からそのサイズの縮小が観測されてきた。1979年の探査機「ボイジャー」1号と2号のフライバイ観測では2万3000km、1995年のハッブル宇宙望遠鏡の観測では2万1000km、同じく2009年には1万8000kmと年々小さくなっている。 さらに2012年からは、1年

    急速に縮む木星の大赤斑
    kosui
    kosui 2014/05/20
    ブコメをドロワット(エチオピア料理)と見間違う
  • 月探査機の月食の過ごし方

    【2014年4月9日 NASA】 地球から見る月は美しい天文現象だが、太陽光から電力を得る月探査機にとって地球の影に入ってしまうことは死活問題だ。NASAの探査機LROは、4月15日の月でかつてない長時間を影の中で過ごすことになる。 LROが軌道の昼側に回る時間と月の時間が重なるため、太陽光なしで過ごす時間が長くなる。クリックで動画ページへ(提供:NASA's Goddard Space Flight Center) 月中の月からは、地球による日が見える。こちら側を向いているアメリカ大陸から欠けた月を見やすい(「ステラナビゲータ」で作成) 4月15日、月が地球の影にすっぽり入って全体が暗く見える皆既月が起こる。アメリカ大陸では全過程が見られる好条件だが、日からは東日で昇ってきた直後の月がわずかに欠けているのが見えるだけだ。今年10月8日には好条件の皆既月があるので期待して

    月探査機の月食の過ごし方
    kosui
    kosui 2014/04/15
  • 日食をiPhoneでシミュレーション! 「金環アプリ2012」を無料公開

    【2012年4月23日 アストロアーツ】 5月21日の日iPhoneでシミュレーションできる「金環アプリ2012」を無料公開しました。GPSで場所を取得しての経過時刻を表示したり、風景と合わせて当日の太陽が見える高度・方向を確かめたりできます。 カメラ画像に重ねて太陽の軌道や日時の太陽の位置を表示。クリックで拡大 各接触時刻との最大の時刻を一覧で表示。その時刻に太陽がどのように見えるかを図示します。クリックで拡大 2012年5月21日の金環日は、朝の早い時間に見られます。太陽がまだ低いので、当日になって見上げてみると建物のかげだった、なんていうことにもなりかねません。 アストロアーツが開発した無料アプリ「金環アプリ2012」を使えば、iPhoneを空にかざすだけで、金環日の日の太陽がどの方向に見えるかを風景と重ねて見ることができます(画像1枚目)。 また、観察する場所によって

    kosui
    kosui 2012/04/25
    あとで買う
  • 土星の衛星タイタンで、メタンの霧雨と南極の湖を発見

    【2007年10月19日 W. M. Keck Observatory/NASA JPL News Releases】 土星の衛星タイタンを地上から近赤外線で観測し、「ザナドゥー」と呼ばれる領域で、メタンの霧雨を降らすと考えられる雲の存在が初めて明らかとなった。また、土星探査機カッシーニによる観測では、北極に続き南極にも湖が発見された。 タイタンに降るメタンの霧雨 (右側上)タイタン地表で反射される光、(右側真ん中)対流圏の雲で反射される光、(右側下)地表で反射される光から、雲で反射される光を引いた結果。クリックで拡大(提供:Mate Adamkovics/UC Berkeley, W. M. Keck Observatories, ESO) 土星の衛星タイタンは、水星よりも大きく、太陽系のなかでは唯一厚い大気に覆われた衛星だ。その成分のほとんどは窒素であり、地球の大気とよく似ている。 カ

    kosui
    kosui 2007/10/23
    朝のタイタンに降るメタンの霧雨
  • AstroArts: 【特集】2007年8月28日 皆既月食:皆既月食の見え方

    皆既月中に、4.8等の恒星「みずがめ座σ星」が月に隠される現象が起こります。月による恒星のは、月自身の明るさのため見えにくいのですが、今回は皆既月によって月の明るさがぐっと押さえられているので、しっかりと楽しむことができるでしょう。 みずがめ座σ星は、月の南東側に潜入します。東京では皆既の最大をすぎた19時47分ごろのことです。一方、出現するころ(東京では20時32分)には多くの場所で皆既が終わっています。 各地の現象時刻とそのときの月の高度は、以下の表のとおりです(データ提供:国立天文台 相馬充氏)。 観測地潜入出現 時刻高度時刻高度 札幌

    kosui
    kosui 2007/07/31
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