アストラ製の新型コロナワクチン、接種終了 半数は契約キャンセル―厚労省 2022年09月30日19時58分 英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省は30日、供給を受けた全てのワクチンが使用期限を迎えたとして、同日で接種を終了すると発表した。購入契約を結んだ1億2000万回分のうち、同省は半数の約6230万回分をキャンセル。代金は必要経費を除いて返金されるという。 職域接種、10月24日開始 オミクロン対応ワクチン―加藤厚労相 同社製ワクチンは2021年5月に薬事承認され、同年8月から接種が始まった。接種後に生じる血栓症などが海外で報告されていることを考慮し、対象はアレルギーにより他のワクチンを接種できない人や、原則40歳以上の希望者などに限定された。 厚労省によると、自治体に供給したのは約20万回分にとどまり、国際貢献として約4400万回分を海外へ提供。残る約1