CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
はじめに この連載ではUNIX系OSなどで使われるスレッド「pthread」についてサンプルを交えて説明していきます。pthreadはPOSIXが仕様化したスレッドモデルです。サンプルはCと一部C++、調査環境はFedora 8(2.6.23.1-49.fc8)、32bit、glibc-4.1-2、gcc-4.1.2-33およびFedora Core 6(2.6.18-1.2798.fc6)、32bit、glibc-2.5-3、gcc-4.1.1-30を使用しています。前回の記事第1回:pthreadについて(概要・生成) 3.同期(1/4):mutex マルチスレッドに限らず、独立した処理を円滑に行うためには共有情報を意識し保護する必要があります。スレッドは非同期で動作しますが、スレッド内の全処理を非同期で処理する事は少なく、通常は仕様上および効率性の理由から、多少なりともスレッドが参照
はじめに CodeZineではお初にお目にかかります、επιστημη(エピステーメー)です。最初のアーティクルはクラシックなCのお話。 昨今のアプリケーションはオブジェクト指向言語による実装が主流と言ってもいいでしょう。C++、Java、VB.NETさらにはRubyやPythonといったスクリプト言語まで、オブジェクト指向でない言語を探すのに苦労するくらいです。 本記事では、今なお現役バリバリで活躍している手続き型言語の代表格(?)Cによる、オブジェクト指向のマネゴト(オブジェクト指向風味のCコーディングスタイル)を試みます。対象読者 もっぱらCを主な開発言語として使ってはいるけども、オブジェクト指向に興味と憧れを抱いている方。抽象データ型 手始めにオブジェクト指向の特徴の1つ、「抽象データ型(ADT:Abstract Data Type)」をCで実現してみます。抽象データ型とは、データ
はじめに そもそもコンピュータのプログラムとは、データの処理を求められるものです。ファイルコンバータなど、単純なプログラムほど、そうした傾向がはっきり現れます。複雑なデータ処理の実現は、プログラマの腕の見せ所でもありますが、自前で不慣れな複雑なデータ構造を実装して、バグに悩まされた経験はありませんか? 1日でサクっと作ってしまう予定が3日になってしまったり、開発の後期になってバグが顕在化したり、なかなか思い通りにはいかないものです。 その一方で、複雑なデータ処理を行うために、データベース(以下、DB)を使うことが一般的になりました。多くのプログラムが、DBと通信して処理を行うように作られています。しかし、一般的なDBは、サービスを提供するプロセスとして実装されているので、ちょっとした用途のために、DBをインストールして運用するのは、ムダに大袈裟に思えてしまいます。 複雑なデータ処理にはDB
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