2021年3月まで22年間にわたり、朝の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ)のメインキャスターを務めた小倉智昭さん。第一線で活躍していた2016年に膀胱(ぼうこう)がんと診断され、2018年には膀胱の全摘手術を経験。現在も治療をしながら仕事を続けている。告知された時には男性機能を失うことに未練があり、膀胱全摘をなかなか決断できず、一時は民間療法に頼るなど「2年は遠回りした」と語る小倉さん。術後は尿漏れに悩まされ日常生活にも苦労があるそうだが、こうして自らの体験を赤裸々に発信するのはなぜか、その理由を聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ーー最初にがんが発覚したのはいつ頃だったのですか? 小倉智昭: 2016年だったと思います。もともと糖尿病を40年以上患っているので、普段からお小水に何か混ざっていないか気にしていました。ある日、唐辛子の赤い粉のような
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