東京(CNN) 山口県周南市金峰(みたけ)の民家4軒から男女計5人の遺体が見つかった事件で、山口県警は26日、同じ集落に住む重要参考人の男(63)の身柄を確保した。 男は21日の事件発生後、行方が分からなくなっていたが、現場から約1キロ離れた山中で発見された。発見時、男は下着姿だったという。 山口県警がCNNに対し述べたところによると、21日に民家2軒が全焼し、焼け跡から3人の遺体が見つかった。22日には同じ集落の2人の遺体がそれぞれの家から発見された。司法解剖の結果、5人はいずれも頭などを鈍器のようなもので殴られて死亡したとされる。 地元メディアなどによると、男は20年ほど前に両親の面倒を見るために同集落に移り住んでいた。両親が数年前に亡くなってから孤立するようになったとも見られる。自宅の窓には「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」と書かれた不審な貼り紙もあったという。
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