【6月10日 AFP】エリザベス英女王(Queen Elizabeth II)の肖像が、植民地支配の象徴で、多くの人に不快感を与えるとして、オックスフォード大学(University of Oxford)の大学院生らに撤去された。英政府は大学院生らを非難している。 英国では、大英帝国と奴隷制に関連する歴史上の人物に対する抗議運動が行われており、学生が中心的な役割を果たしている。 保守系高級朝刊紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)は9日、エリザベス女王も「キャンセル・カルチャー」の犠牲者となったと記した。 高級朝刊紙タイムズ(Times)によると、オックスフォード大学モードリン・カレッジ(Magdalen College)の大学院生らは、「一部の学生にとって、英国の君主と君主制を描いたものは、近代における植民地支配の歴史の象徴」に当たるとして、多数決をとった上で、談話室か
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