都知事選とトルコ・クーデタ。都知事選は、自民党推薦候補が早くも脱落しそうだが、ここへ来て、いよいよ誹謗中傷や女性スキャンダル曝露、政治資金疑惑など、泥仕合いの様相を呈しつつあるようだ。特に「野党統一候補」の鳥越俊太郎への病気や高齢を意識した「ネガティヴ・キャンペーン」が激化しそうだ。一方、トルコ・クーデタ事件も、クーデタ失敗で決着しつつあるが、クーデタ失敗を理由に、大統領派によるクーデタ派や反対派に対する過剰な弾圧が始まった模様だ。それに対して、欧米社会が、人権弾圧を理由に、大統領派批判を開始した模様だ。「トルコよ、早く秩序を回復せよ」(朝日デジタル)と言っていれば、それで済む問題ではなさそうだ。「秩序回復=人権弾圧」ということもありうる。複眼的視点も必要だろう。 (続く) トルコ7500人拘束 掃討作戦に懸念の声 日本テレビ系(NNN) 7月19日 7時15分配信 300人以上が死亡した