上山の滑落死亡事故現場を緊急調査 県、注意喚起を早急に検討 2009年07月14日 10:06 2人が滑落した現場周辺の登山道を調査する県職員=上山市蔵王・仙人沢 上山市蔵王の仙人沢で同市北町2丁目の前田大輝(ひろき)ちゃん(6)と同所、木村芳弘さん(54)の2人が滑落、死亡した事故で、登山道を管理する県は13日、事故現場で緊急調査を行った。県内には数多くの登山道があり、県みどり自然課は「すべての危険個所で安全対策を講じることは事実上不可能」と苦慮する一方、今回の事故を受け、現場にロープや看板を設置するかなどを早急に検討するとしている。 県みどり自然課によると、県は蔵王国定公園や6つの県立自然公園などの登山道を管理している。総延長は276キロ以上になるが、アスファルト舗装された道路と違い、高低差の大きい登山道では転倒・転落などの危険個所が膨大な数になるという。担当者は「(完全な再